運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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二択+アルファ

レイユリです、と主張しておく。
個人的なレイユリ(+フレン)の関係。
思い付きだけのSSSですよ、と。


 
「ねえ青年、もし――」
 そんな言葉を口にしたのは、それほど深い意図があった訳ではない。何か理由をつけるとしたら、魔物のあまり出ない場所を黙々と歩きながら移動することに、少々飽きていたからとでもいうくだらないものだ。だがふと出た言葉は、前々から仕舞い込んでいた益体もない問いかけを、無意識に選び出してしまっていた。
「おっさんとフレン君が崖から落ちそうになってたらどっち助ける?」
「――――はぁ?」
 前を歩いていたユーリは足を止めることもなく、呆れた声を返してきた。
「なんだ、それ。二人とも自分で何とか出来るだろ」
「いやいや、だからただの例え話よ」
「両方助けりゃ済むだろ」
「だーかーらー、例え話だってば。自分で助かるのは無理なの。片方助けたら片方が落ちるの。そういう仕組みなの」
 あまりにもくだらないことを口にしているなと思いながらも、一度言い出したことを途中で止めるのも変な気がして、ついムキになって続けた。本当に馬鹿馬鹿しい例え話だ。どこまでいっても現実味のない話で、その上ユーリがどちらを選ぶかなど分かり切っていることでもある。
 それなのに何故、わざわざ口にしてしまったのか。
「ふーん」
「で、――青年だったら、どっち助ける?」
「フレンかな」
 想像通の答えが、想像通の口調で、即答で返ってきた。
「……ま、そうよねー」
 完全に予想通りにも関らず動揺している自分がいて、レイヴンは何ともいえない気持ちで溜息を飲み込んだ。ユーリがそう答えることなどわかりきっていたことだ。
 ユーリにとってフレンは特別な存在だ。幼馴染で、親友で、全てをわかり合うことのできる相手で、そしてユーリが進むことの出来なかった道を歩んでいる、存在。彼は彼の道を選び後悔することはないかもしれないが、それでも親友と共に歩めなかったことを残念に思う気持ちがあるのを知っている。今さら騎士団に戻るつもりなどないだろうが、フレンがこの世界を少しでも良くしていくことを一番望んでいるのは紛れもなくユーリだろう。
 だから、彼がフレンを選ぶのは当然のことなのだ。
「おっさん死んじゃったわー」
「例え話だろ」
「繊細なおっさんのハートは傷つきやすいのよ」
「そうかい。――でも、まあ」
 ユーリの足が止まり、振り返った。
 木漏れ日の光を背後に受けた姿は、髪の輪郭がアメジストを溶かしたように紫に彩られていて、影になった白い肌によく映えていた。その中で一際濃い紫色の瞳が、レイヴンを捉えながらゆっくりと眇められる。時間が止まる気がした。
「その時はおっさん追いかけて一緒に飛び降りてやるよ」
 冗談めかした言葉は、心臓に悪いぐらい重く響いて聞こえた。


これをレイユリだと主張するとユリレイとの境界はどこだと言われそうだ。
でも自分的にこれはレイ(乙女)ユリ(男前)。

例え乙女でもおっさんが突っ○む側だと思ってるんだ。
だからこれはレイユリなんだ。
そんなシーンが書けなくてもな!

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