運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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構成力を下さい

たぶんこれで最後、声を聞かせてact3。

いつも思うが閲覧者様は拙ブログの、
痒いことこの上ないレイユリをどう思っているのか。
いいんですかね?こんな可愛いおっさんで。
ついでにDVなレイユリをどう考えているのか。
世間の需要ってなんだろう…。

オフどうしようかなーと思って色々ネットで調べてみた。
けど表紙考えるだけで面倒臭さMAX。
メンドクサイに勝てるだけの力は今の私にはない。
作るより読む方が好きだし、まあいいか。 >皆ガンバレ

あ、地味に右のカテゴリ変更しました。
多くなったのでテイルズからヴェスペリアだけ別にした。
これで過去SSS辿り易くなるはず。
順次整理&加筆してサイトにUPするので辿らなくて良いけど。
…あまり辿って欲しくないものも多々あるしな!


 
「もう一回」
「……はぁ?」
「ほら、もう一回言ってよ」
 ベッドに寝転んだまま上目遣いにユーリを見つめながらそう言えば、想像と寸分も違わぬ呆れた表情が返ってきた。
「耳が遠くなったのか、おっさん?」
「あー、そういう反応すると思ったわ。違うわよ。声よ、声。聞かせて」
「あのなぁ……」
「おっさん、青年の声が聞きたいのよ」
 子供のような駄々だなと思いながら、ユーリを手招きする。
 ユーリは腰に手を当てた姿勢でコトリと首を右に傾けてもう一度大きな溜息をついたが、ダメだと素気無く断ることも踵を返して部屋を出ていくこともしなかった。躊躇うように一瞬の間を置いてから、ベッド際へと歩み寄ってくる。そしてレイヴンの横、ベッドの端に腰を下ろした。
 顔のすぐ横に流れてきた髪から、少しだけ油の匂いがする。
「皆で朝食と昼食の支度?」
「ああ。食材の傷みも早い時期だし、弁当にして持って行こうかと思ってな」
 万事に置いて大雑把かと思えば、こういうところは妙にマメだったりするのが青年らしい。
「……。皆、起きるの早いわねー」
「おっさんが起きるの遅いんだよ」
 掛けた言葉に返ってくる声。
 いつも通りの声。
「年を取ると、朝起きれなくなるのよ」
「普通は早くなるだろ」
「あら、じゃあおっさん、まだ若い?」
「じゃあもう少し働いてもらわないとな」
 それは勘弁して欲しい。
 一度似たようなことを冗談っぽく言われたことがあって、何の気なしに返事をして酷い目にあったことがある。確かにガルド集めの魔物狩りに付き合うと言ったのはレイヴンだったが、それでもまさか二人っきりで丸一日ダンジョンに潜りっぱなしとは思いもよらなかった。おまけに道具を使うのももったいないと、TPの回復はクレープ頼りだったのも悲劇に拍車をかけたものだ。
「ほら、おっさんもう無理きかないから。昨日も疲れたし」
「――ったく、どの口がそんなこと言いやがるんだか」
 ぎろりと睨まれた。
 すみません、無理させたのはおっさんの方です。と平謝りのポーズをとったが、ユーリの腰に回した手はペチリと叩き落とされる。さすがに情操教育上年少者の前ではこういうこと出来ないんだから、今の内に少しぐらいは良いでしょと抗議してみたが、おっさんの少しは少しじゃないから却下だ、と迫力満点の声で拒絶されてしまった。
 でもその低く響く腰に来るような音程の声が、なかなかに心地良い。例えどこにいてもこの声が聞こえれば、自分は踏みとどまれるような気がするのだ。
「こうしてるとね――」
「ん?」
「おっさんにも朝が来るんだなーってね、そんなこと思うのよ」
「何を馬鹿なコトを……」
「いやいや。結構真剣なのよ、おっさん」
 言えば、コツンと軽く握り拳で頭を叩かれ、そのままシーツに突っ伏してしまった。
 反論を試みようとしたが、背中に重みが圧し掛かってくる。細い腕に押さえつけられて、長い髪が頬をくすぐるように撫でた。抑えつけてくるユーリの手からは食欲をそそる香りがして、それがコロッケを揚げた時の匂いだと一瞬遅れて理解する。
 昨日食べたいと言ったのはレイヴンだ。その時は即答で拒否されたのだが。
「――朝だって夜だって、何度だってくるに決まってるだろ」
「…………」
「生きてりゃ――おっさんが嫌だって言ったってくるさ」
 そう言うとユーリはさっとレイヴンの背から離れた。
 見上げた先には、レイヴンから表情を隠すように晒された背中があった。
「とにかく準備できたから、顔洗って早く来いよ」
 ええ、急いで行きますとも。
 他愛なく貴重なこんな毎日を、僅かでも無駄にするのは勿体ないからね。


色々失敗して、当初予定の着地点から随分と外れた。
うーん、是非またリベンジしたいところではある。

声が聞きたいとか、手を繋ぎたいとか、そういう他愛もない欲求って、
現実的な要望である分、ある意味eroいよね、と思ったり思わなかったり。

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