運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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練習中

レイユリ。内容的に可哀相です。
一応ディフィニットリー・メイビーの続き。
(以前の話→1話2話3話
でも繋がりはあまりないのでこれ単独で問題ない。
事後の話。R15ぐらい。
(※リバースしてるので注意)

ただ今eroの練習中。温かい目で見守って下さい。

↓っていうか、今知った。
【TalesKitchen in大阪】

関西圏でテイルズオンリーですか?
ちょ、ど、どうしよう。


 
 固く閉じていた瞼を押し上げる。隣に人の気配はなく、部屋の中も自分一人なのを確認して、ユーリはゆっくりと身体を起こした。身体がだるい。頭が重い。喉の奥がヒリヒリと痛い。手足の感覚が鈍い。だがそれもいつものことだ。
 鉄の塊にでも変わったかのような自由にならない肢をそっと曲げた。湿り気を帯びたシーツに、幾重にも皺が刻みこまれていく。体勢を変えると腰に痛みが走り、思わず力を入れた下腹部から、ぐちゅっと音をたててぬめった塊が吐き出された。
 幾度味わっても慣れない感触。
 シーツに広がる染みの冷たさが伝わってくる。身じろぎをするとさらに、ぐちゅぐちゅっと耳障りな音をたてて白い名残が出てきた。内側がまだ熱を持っているような気がする。無理に異物を受け入れた中は痺れるような感覚で、内に残っている白濁が流れ出てくる度に小さく収縮を繰り返す。それがまるで続きを求めている卑猥な生き物のようで、気持ちが悪かった。
 泣いてしまえば楽になるのだろうかと思ったが、どれだけ待ってみても涙は出てこない。仕方がなく代わりに溜息を吐きだした。そこには言葉も感情もない。自分が何を思っていて、何を言いたいのか、その相手も意味も随分と前に見失ってしまった気がする。
 のっそりと立ち上がり風呂場へと足を向けた。まだ奥に残っていた名残が断続的に流れ出て、滑った塊が内股を伝って零れ落ちて床を濡らす。後で床を拭いておかないとなと、ぼんやりとそんなことを考えた。シーツの染みは取りようがないが、せめて消しされるところからは痕跡を消しておきたい。風呂場には確か予備のタオルがあったはずだ。
 軋むドアを押し浴室に足を踏み入れようとして、おぼつかない足を段差にぶつけてバランスを崩した。咄嗟に洗面台に手をついて倒れ込むことだけは避けたが、強かに打ちつけた腕と膝が痛んだ。
「……ひでー顔」
 正面の鏡に映った自分の顔を見て苦笑した。
 端の部分が欠けた曇ったガラスに映り込んだ姿は、酷くみすぼらしく見えた。長い髪は掻き乱した直後のように絡み合ったままボサボサ。鏡と向かい合っている双眸は死体の顔を覗きこんでいるかのように生気がなく、酷く暗くて濁っている。唇は紫色で端が切れていて、肩からずり落ちた服はよれよれになっている。目の下には隠しようのない深いクマが刻まれていて、そう言えばここ数日まともに睡眠をとっていないなと他人事のように思い出した。
 先ほども目を瞑っていただけで、睡魔は一切やってこなかった。素早く服を着こんで出ていくレイヴンの足音も、隠すようにそっと閉じられた扉の音も聞こえていたのだ。せめて姿だけは見ないようにとしていたが、瞼の裏を見つめながら聞こえた音は嫌に鮮明だった。
「なに、やってんだろーな」
 無理に笑いを浮かべながら言い捨てて、立ち上がろうと力を込めた。途端、ぐちゅっ、とまた嫌な水音と共に塊が内部から流れ出てくる。
 まだ内側に残っているような感覚がした。全て出しきってしまわないと明日辛い思いをするのは自分だ。洗面台を覗きこむようにして上半身を預け、跪くような格好で持ち上げる。一つ、諦めるように息を吐き出すと、自分の指を濡れそぼっている穴にあてがい押し込んだ。
「ん……」
 先ほどまで受け入れていたものに比べれば細いはずだが、それでも本来とは違う異物を飲み込むと強い圧迫感を受ける。息を吐き出しながら根元まで差し入れて、中のものを掻き出すように指を動かす。性的な欲求とはかけ離れた動きは、けれどまだ余韻を覚えている身体にはそれでも十分なようで、気持ちが悪いほどの熱が競り上がってきた。
 抑えようもなく熱くなっていく息を浅く短く吐き出しながら、望まぬ熱を必死に体外へと逃がす。指がぬめった塊を捉えてそれを掻き出す度に、身体がピクリと反応を示した。内側は事務的な動き以外を求めるように、奥へと誘い込むように脈動する。
 足りないと、二本目が欲しいと、頭の片隅を掠めていく囁きに吐き気がする。目尻に浮かんでくる生理的な涙が鬱陶しかった。ドロドロとした自分の感情ごと打ち捨てるように、奥に居座っていた塊と共に指を抜き出す。
 汚れた指先。すえた臭い。鏡の中の窪んだ瞳。そのくせ濁った瞳の中に浮かぶ、自分で施した処理に熱を感じた眼差し。
「……サイテーだ」
 嫌だと言いながら本気で逃げることもせず、相手に身体を委ねて。本気で求められていないと知りながら、熱の心地良さに平気で足を開いて。その瞳が自分を見ていないとわかっていながら、注ぎ込まれる熱に身体を捩らせて。どれだけ愚かで醜くておぞましい生き物なのだろうか。
 身体の奥がうねる。熱の塊を求める。性欲の捌け口という以外に何の繋がりもないのに、非生産的な行為を望む身体。貫かれるような熱い塊を、自ら足を広げて招き入れ、排泄器官を押し広げて咥え込む。何の意味もない交わりを唯一の繋がりと縋って、痛みを充足感に置き換えながら貪欲に飲み込み、注ぎ込まれる熱を吸い尽くそうとする。
 気持ちが悪い。
 汚らわしく浅ましい。
「うっ――」
 ヘドロのようなものが競り上がってきて、強烈な吐き気が込み上げてくる。身体を乗り出して俯き、水を捻り出して食堂を逆流してくる物を吐きだした。
「ぐっ――げほっ、がはっ。ぐ、ごっ――はぁっ」
 ろくに消化されず原形を残したままの固形物が、喉を圧迫しながら後から後から吐き出されてくる。吐瀉物独特の混ざり合ったような酸い匂いがさらに吐き気を刺激して、治まりかけた胃を突き動かすようにしてさらに吐き出した。鼻につく匂いも、胃を押し上げるような感覚も、喉を擦る固形物の感覚も、舌に広がる酸味も、その中ですら消えない疼きも、何もかもが気持ち悪い。いっその事すべて吐き出しつくして、自分自身すらなくなってしまえばいいのにと思ってしまう。
 鼻を突く酸い空気が涙腺を刺激して、目尻に溜まっていた涙が零れ落ちていく。気持ち悪さにえずきながらも、吐き出すもののなくなった胃からは胃液しか這い上がってこない。強い酸性の胃液が喉を焼くような痛みが走る。
 震える手足で必死に身体を支えた。
 勢い良く出した水の上を吐瀉物が渦巻きながら浮いている。固形物を多く含んだそれは流れきれずに、管のところで詰まってしまい流れを遮っていた。匂いを撒き散らしながら流れない吐瀉物に、ユーリは笑いを浮かべた。笑うしかなかった。
 笑いを浮かべたまま、大量の吐瀉物で濁った水の中に手を突っ込み、排水の部分に詰まった固形物を手で取り除く。指先にまとわりつくねっとりとした感覚がまた空の胃を刺激したが、唇を噛み締めながら逆流してくる胃液を必死に嚥下した。何もかも吐き出してしまいたかったが、吐き出したところでこの気持ちの悪さがなくならないことも知っている。
 二度繰り返すと、ごぽりと音を立てて水が流れだした。右巻きの渦を作りながら汚れた水が流れていき、次第に透明な流れへと変わっていく。完全に固形物が流れきったのを確認してから、汚れのついた右手を洗い、次いで台にこびりついた部分を手で洗い流した。
 流れ続ける水に手を浸し、両手で水をすくって口の中をゆすぐ。口内を満たした水気にまた胃が反応した。一瞬躊躇してから、けれど治まらない吐き気に勝てず、指を喉の奥に突っ込んで無理矢理胃液を掻き出す。その指は先ほど自分で処理した指だったが、もうそんなことはどうでも良かった。強烈なえずきと共に透明で酸い泡の混じった胃液を吐き出し、蹲るようにしてその場に崩れ落ちた。
 両手をついて身体を支える。床の冷たさが手の平から伝わり、身体の芯まで冷たくしてしまいそうだった。滲む視界に薄汚れた床の模様を映すと、その先に赤黒くつぶれたものが目に入る。夕食後に出されたデザートの、ダークチェリーパイの残骸だった。
「後でここも……掃除しとかないと、な」
 呟いた声は誰の耳にも届くことなく、流れ続ける水音の中に紛れて消えていった。


eroどころかレイユリですらないと言われそうな内容。
するけど吐いちゃうってネタはメジャー…だよね?
可哀相なユーリが書いていて大層楽しかったです。ごめんなさい。

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