運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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愛のカタチ

思わず密林でポチっとした。>ボニーピ/ンクのアルバム
鐘を鳴らしての日本語版&英語版が収録されると言われれば買わざるをえない。
エンドレスで聞きながら秋までwktkしろってことですね、わかります。


さて、日記の流れぶった切ってますが以下Dグレの話。

まさかのWJ再登場にコーヒー吹き出しそうになった。
ありがとう。読んでて良かったジャ/ンプ。
ティッキーの姿に歓喜しました。
しかも何か好みっぽい雰囲気&展開が来そう。
楽しみが増えたよ。今週乗り切れるよ。
ティッキーの出番ばかりを編集したDVD見てくる!

続きはDグレよりキャメティキSS。
4/13発売ジャンプの微妙ネタばれ、かな?


 
 ねえ、この想いは何ですか?

 胸の圧迫感を逃すように荒々しく深呼吸を繰り返す。もう一人の自分が煩く喚き立てる声が止まることなく聞こえていて、耳を塞ごうとも消えることはなかった。頭の奥から這い出ようとしてくるドロドロした感情を押し戻すように、爪を立てて自分の身体を抱え込む。爪が肌を裂き痛みが走るが、それでも沸き起こってくる衝動は些かも緩められることはなかった。
 腕に食い込んだ爪を伝いぬるりとした血が滴り落ちる。熱い痛みを感じるが、それでも止まらない。喉がからからに乾いていて、頭が内側から叩かれているかのようにガンガンしていて、視界は歪み散発的な光が刺すように走る。
「はぁ……はぁ、くっぁ、はっ――」
「ティッキー」
「――っ!」
 声に振り向いた視界に見えたのは、細く白い喉。折れそうなほど繊細なそれに反射的に手を伸ばして掴み、投げつけるようにして床に押し倒した。この白い首に指を食い込ませ、肌を裂き骨を砕き血を流して折ってしまえばどれだけ甘美な感覚が得られるだろうか。激しい衝動が駆け上がる。
 血に塗れたティキの手の中で、僅かに力を加えれば簡単に壊してしまえそうな白い喉が、何かを嚥下するように小さく上下に動いた。そして薄ピンク色の唇が開き、ゆっくりと空気を吐き出す。喉を押さえつけられていて自由にならない彼女の声帯は、それでも微かに空気を振動させ音になるかならないかの振動をティキの耳朶まで届けた。
「、ィッ……キー……」
 爪を立てた手の中で締め付けられた白い首が今にも折れそうだ。
 だが苦しげな表情を浮かべつつも、手の中の彼女の瞳は真っ直ぐとティキを見上げている。月を溶かし込んだ猫の目のような金の輝きには、恐怖や拒絶はまったく浮かんでいない。ただ静かに馬乗りになったティキの、歪んだ表情を映しているだけだった。
「あぁ、は、ぁぁ――っ」
「――だ、よ。――だ……丈、夫だ……ら」
「…………」
「もう大丈夫だよ、ティッキー」
「……ロー、ド?」
 大丈夫だよともう一度囁かれ、小さな手が頬に触れた。温かい。そう思った瞬間すとんと身体中から力が抜け、手を放してその場に崩れるように座り込んだ。
 次第に現実の気配が色彩を帯びてきて、ゆっくりと顔を上げる。広い部屋の中は窓も鏡も調度品やシャンデリアまでが、荒氏が通り過ぎた後のように砕けて床に散乱していた。細かなガラス片が外の僅かな月光を拾って、暗い室内でキラキラと輝いている。
「ロード、怪我してる」
「大丈夫」
「オレ、が――?」
「大丈夫だよ」
 ロードの頬に刻まれた二本の血の跡。それほど深くはないしノアの再生能力は高い。すぐに傷跡すらわからなくなるだろう。けれど大きな金の瞳が真っ直ぐとティキの姿を映しながら優しく眇められると、小さいけれども苦しい痛みを胸の奥に感じた。
 手を伸ばし、恐る恐る白い頬に触れる。
 じっと彼女を見つめたまま、まだ新しい血を指で拭う。
「ロード……」
「何? ティッキー?」
「苦しい、んだ」
「うん」
「何かが、暴れてる。オレの中で」
「それはティッキーのノア?」
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。ただ――」
 壊れるまで抱きしめたい。赤い海が出来るほど熱い血が欲しい。手の中で鼓動の止まる瞬間を味わいたい。喉を潰して呼吸を止めてしまいたい。泣き叫ぶ声が聞きたい。綺麗な瞳を抉り出してやりたい。名を呼ぶ声を押し潰してしまいたい。生きてるものを、動いているものを、全て壊して潰して止めて自分の手の中に抱きしめていたい。いつか壊れるのならば今、この手で壊してしまいたい。
 それは欲求。沸き起こる衝動。甘美で、けれど抗うことの出来ない恐怖と共にある願望。
「苦しい」
「……可哀相なティッキー。優しいから、苦しいんだよ」
 小さな手がティキの頭を抱え込むようにしてそっと抱きしめた。
 その手は冷たかったが、とても心地良い。
「大丈夫。全部壊してしまえばいいんだよ、ティッキー」
「…………」
「それはとても哀しいことだけど、人間はね、壊されるためにいるんだよ。だからティッキーが苦しむことなんてないんだ。望むままに壊して――殺してやればいいんだよ」

 それは僕たちの「愛」なんだよ。


妄想が溢れたので久しぶりにDグレ。
本誌読んでなかったら何が何だかわからないSSですみません。
やっぱティッキー大好き。ノア家族最高。

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