運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | TOP↑

≫ EDIT

ED後の妄想2

需要ないのがわかっていて投下(2つ前の記事の続きです)。
いっそのことコピー本にでもしてやろうか。
だが、このネタはあまりにも読む人を選ぶんだよな。
どうせ本にするなら楽しい方が良いし。
ならDVレイユリを…ってそっちの方が読む人選ぶわ!
(寒いセルフ突っ込みするのは疲れてる証拠だな)

連載も書いてます。
気に入らなくてただ今半分以上書き直してる最中ですけど…。


 
「なあ、おっさん」
 先ほどと同じ言葉を、先ほどと同じ抑揚で繰り返した。
「青年――?」
「おっさん、俺より先に――死ぬなよ」
 いつになく真剣身を帯びた声に、一瞬言葉が詰まった。
 赤い夕陽が描き出すユーリの輪郭は戦場にぽっかりと口を開けたしの入口を彷彿とさせて、夜の寒さを一足先に運んできた西風をさらに冷たいものにする。音は死ぬなと発せられているのに、その言葉は何故か死臭を含んでいるようにすら思えて、上体を思わず後ろに逸らしていた。
「……どったのよ、急に」
「別に。――おっさん、ころっと死にそうだなって思っただけだよ」
「ちょっとちょっと、その言い方酷いわよ」
「変な所で抜けてるし、それに……心臓のこともあるだろ」
「まあ、ね」
 エアルが大幅に減ったこの世界でも、レイヴンの心臓魔導器は問題なく動いている。もともと生命力で動いていたものだがエアルの影響が皆無な訳ではない為、最初の頃はリタが付きっきりで様子を見ていたものだ。だが幸いにも変調を訴えるようなことはなく、今のところ以前と何ら変わりなく機能している。
 とはいえこれを作った人間は既におらず、詳しい仕組みも解析されていないので、いつ止まるかもしれないという不安は常に付きまとっている。だがそれもレイヴンに言わせれば、健康な人間が病で倒れるのと似たようなものだと思っていた。心配してもしなくてもどうしようもないのなら、無駄な心配はする必要などない。
「ま、最近は酷使するようなこともないしね」
「以前から手抜いて戦ってたんだから、それほど酷使してなかっただろ」
「いやー、おっさんあれでも頑張ってたのよ? まー、心臓はどっちかっていうと以前より調子が良いぐらいよ。調子が良くて、逆に変な気がするけどね」
「…………」
 納得しているのかいないのか、ユーリは無言のままだった。無言のままレイヴンから視線を逸らすようにして、窓の外で煩く鳴く鴉に視線を向けた。夕日が描き出す影が白い肌に濃く刻まれ、黒い髪をより一層黒く見せる。
 その表情の時は一人で何か抱えている時だと、それぐらいのことはわかった。だが同時に、この表情の時に何を聞き出そうとしても口を割らないことも、わかっていた。こうと自分で決めたことをユーリは絶対に譲ることがない。時折その強情さを打ち砕いてやりたいという衝動にも駆られるが、それが叶うことがないこともわかっているので、今のところは実行に移したことはない。
「――っていうかね、青年」
 あまり穏便でない思考を追い払いながら、口調を改めてレイヴンも椅子から腰を上げてユーリの正面に立った。
「順当にいったらおっさんの方が先だからね」
 振り向いたユーリは、初めての言葉を聞いたような表情をしていた。
「おっさん、青年よりも十歳以上も年上なのよ? 青年よりも先に死ぬのが当然でしょう。だからその台詞はどっちかってーとおっさんの台詞でしょ」
 心臓のことがなかったとしても、年齢順に行けばレイヴンの方が十年は先に死ぬのが当然なのだ。それを先に死ぬなとは、随分と無茶な要求をしてくれる。そして随分と不吉な要求をしてくれるものだ。
 これが簡単にくたばるなとかやること終わるまで死ぬなとかならまだわかる。だが「先に死ぬな」と言われると何か引っかかりを覚えてしまう。寧ろユーリの方が先に死ぬようなことがある方が、問題だというのに。
「――ああ、そうだな」
「……。何かあったの、青年?」
「なんでもねーよ」
「物騒なこと言っておいて、何でもないはないでしょーよ」
「何でもねーって。おっさん死んだら葬式とか面倒だなって思っただけだよ。俺、あーいうの苦手だしな」
 砕けた冗談口調でそう告げられたが、夕日の赤を溶かし込んだ紫の瞳はどこか遠くのものを映したまま、少しも笑っていなかった。


死亡フラグ立てるの大好きです。<マテ
エステル・リタ・カロルは普通にED後を想像できて、おっさんも真っ当な生き方しそうだなとか思います(実際首席隊長なんかやってたぐらいだから、普通に生きていけると思うんだ)。
けどユーリって、普通の生活が描きにくい。それこそエフミドの丘のお墓とか、クラウソラスの元持ち主とか、バルボスが最後に残した言葉とか、そういうのが似合いそうで怖い。

そこでおっさんの登場ですよ!
おっさんにはユーリをちゃんと繋ぎとめていて欲しい。
ユーリはおっさんを幸せにして、そして幸せにしてもらって欲しい。
レイユリレイ方向でお願いします(何を?)。

| ヴェスペリア | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。