運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | TOP↑

≫ EDIT

停滞中

激しく停滞していて申し訳ない。
今週いっぱい乗り切れば解放される。
頑張れ私。
あ、バトン受け取りました。
友達少ない私は真剣にどうしたらいいか悩む。
そして自分に当て嵌められた文字にひたすら申し訳なく感じた。
回答は後日必ずっ!(知り合い…埋まるかなぁ)。

以下、ED後の話。
レイユリ予定の序章部分だけ掲載。


 
「なあ、おっさん」
 窓枠に行儀悪く腰を掛けているユーリが、沈みかけた真っ赤な夕陽を背後にして呟いた。外から見えるそんな場所に座って、ルブランらに見つかったら小言を言われるだろうにと思ったが、本人は全く気にしないことはわかっていたので口にするのは止めた。そもそもレイヴンも今はギルドからの使いで来ている身だ。騎士団の連中にあまり顔を見られたくない、という点では大して違わない。
「今回はどれぐらいかかりそうだ」
「どうかしらねえ。ま、魔導器がなくなって帝国もギルドとコトを構えるような余裕はないからね。大まかな合意はすぐ付くでしょ」
「……そっか」
「なーに、青年。もう飽きた?」
 今回レイヴンがやってきたのは帝国とギルドの非公式の話し合いのためだ。レイヴンはある意味当事者でもあり、それに何かと両方の事情をわかっている。腹の探り合いにしろ根回しにしろ、どちらに取っても何かと都合の良い人選という訳だ。
 そしてユーリは一応レイヴンの護衛という立場でここにいた。非公式であるから人数が多くなって目立つのは避けたいが、ギルドや騎士団から護衛を回すとどちらかの顔が立たなくなる。故に「友人」としてユーリが随行することになった、という消去法と妥協の産物の結果だ。殆ど形だけのものでやることも特になく、時間をもてあましているのだろうということは容易に想像できた。
「別に。そんなんじゃねえよ」
「今回は急だったからね。街周辺に巣を作った魔物退治、今日の予定だったっけ?」
「ジュディとカロルに任せとけば問題ねーよ」
 それでもユーリも行きたかったのでは、と思った。
 魔導器がなくなり以前のように戦うことは困難になったが、それでも魔物の数が減ることはない。騎士団も今は帝都の警護で手いっぱいで、周辺の街までは手が回っていない状況だ。だからギルドには大小様々な魔物に関する依頼が舞い込んでくる。凛々の明星も小さいながら名前が売れてきているようで、名指しでの依頼も徐々に増えているようだった。
 そんな中、重要かもしれないが極めてくだらない用件の為に連れてきたことには、少なからず悪いことをしたと思っている。何度も繰り返される話し合いは、予定調和の合意を受け入れるための単なる地均しに過ぎないのだ。面子だの慣例だの権威だのを守るためだけに、無駄に消費される時間の塊。必要なこととはわかっているが、こういったことをユーリが嫌っていることもよくわかっていた。仲間が命がけで魔物と戦っている時に何もすることなく無駄な時間を潰していなければならない、というのは苦痛以外の何ものでもないだろう。
「たぶん今夜……遅くても明日の昼頃までには一応結論が出るでしょーよ。心配だったら話し合いが終わったら先に帰ってもいいわよ。おっさんはたぶん、明日の夜までは拘束されるだろうしね」
「おっさん待ってても大して変わんねーだろ」
「そうだけどね。あ、下町に行ってきても良いわよ。城の中、嫌いでしょ」
「護衛がおっさんから離れてどーすんだ」
「おっさん襲うモノ好きなんていないわよー」
「……少しは自分のことも考えろよ」
 実際ユーリの言うことはもっともで、非公式の話し合いを持つようになってから正体不明の相手に何度か襲われていた。帝国とギルド、どちらの側の差し金かもよくわかっていない。可能性で言えばどちらも同じ程度で心当たりがあるので、何か手を打つにも範囲が広過ぎてどうにもならないと言ったところだ。
 それにしたってレイヴン一人でも別に問題なく対処できる程度なのだ。一人のところを大人数に襲われるという状況さえ回避すれば、それほど大げさに騒ぎ立てるほどのものでもない。それに最近は以前よりも頻度が下がってきているぐらいだ。
「大丈夫よ」
 レイヴンは重ねてそう答えた。だがユーリはレイヴンの態度が気に入らないのか、明らかに不機嫌な様子を増していた。あからさまにそういった態度をユーリが示すことは珍しいので、さてどうしようかとレイヴンが思案していると、ユーリは窓枠から飛び降りてレイヴンの前に立った。
 長い黒髪が窓からの風に揺れて、背景の夕日の赤の中に細く黒い影を描き出す。さらさらと流れる黒い髪は赤い光を反射させて煌めきながら、どことなく儚い気配を漂わせていた。椅子に腰かけたまま見上げた表情は、強い夕日の為に黒い影を落としていて、言葉を発する口の動きも明確に見てとることは出来ないぐらいだった。
「なあ、おっさん」
 先ほどと同じ言葉を、先ほどと同じ抑揚で繰り返した。
「青年――?」
「おっさん、俺より先に――死ぬなよ」


極悪だけどこんな部分で終わる。
おっさんは帝国とギルドの仲立ち的立場で動いてる。
ユーリはジュディやカロルとギルド活動しつつ、おっさんの護衛もしてる感じ。
おっさんは自分の夢を見つけるために、少しは真面目に活動中。
ED後の話はいつか書きたいんだけど、
この話は結構暗くて重いから書くのを悩んでいる。
やっぱり明るく楽しい話の方が読む方も楽しいだろうしなぁってね。

「お前は生きろ」とか「この戦いが終わったら俺?」は死亡フラグ(笑)台詞ですが、
「俺より先に死ぬな」はどうですかね、という話。
暗くて重いけど、こういう話は基本的に好きなんだよなー。

| ヴェスペリア | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。