運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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単純 -ユリレイ-

Pandora Heartsって漫画読んでるんですけど、
ティキ似のキャラが「鴉(レイヴン)」っていう力の持ち主なんですよ。
まあこれだけでも結構個人的に萌え萌えだったんですが、
今春にアニメ化というのでHP見てきてビックリ。
鴉(レイヴン)の声が鳥/海/浩/輔だとー!?

マジですか?
ちょ、鼻血出るかと思ったじゃないか!
ユーリ声のレイヴン……。
ごめん、もうホント私、なんか色々とムリ。

続きは駄文なユリレイ。


 
「ねーえ、青年」
 行儀悪く椅子に前後逆に腰掛け、背もたれの部分に手をついて顎を乗せながら呼びかけた。
「んー?」
「おっさんのこと好きー?」
「ああ」
「――――――へ?」
 何馬鹿なこと言ってるんだよと言われることを予想していたのに、これ以上ないぐらいあっさりと簡潔な答えが返ってきて、思わず間抜けな声が出た。
 だがそんなレイヴンの反応を、当のユーリは全く気にした様子もない。テーブルの真ん中に積み上げたチョココーティングのクッキーを一つ口の中に放り込み、手入れの終わった剣の確認をしていた。ちなみにそのクッキーは今晩二箱目だ。
「ん? どうしたんだよ、おっさん」
 くるりと剣を半回転させて鞘に収め、ユーリが顔を上げた。
 曲芸みたいに剣を回すユーリの仕草はとても柔らかだ。軽く指を添えて鞘に収める動作は舞のような滑らかさで行われ、鯉口が閉じる時に小さな音が響く以外はほとんど無音。考えるよりも先に魔物に斬りかかる性格とは裏腹の、洗練された動きだ。
 一瞬見惚れてしまった自分を、軽く頭を振って現実に引き戻した。
「……軽いわねぇ、青年」
「何のことだよ」
「言葉が軽過ぎるんじゃないのーっていってるのよ。口に出した言葉には魂が宿るっていうんだから、もうちょっと考えて口にした方がいいわよ」
「考える必要なんてないだろ」
 またあっさりと返して、少し悪だくみしているような笑みを浮かべた。
 刀をベッドサイドに立てかけてレイヴンの元に歩み寄ってきたユーリを、座ったまま目線だけ向けて見上げる。宿の淡い照明を背後にして口の端だけ持ち上げた笑みは、様になるというか絵になるというか、とてもユーリらしい表情だ。光の反射が瞳の色を藤色に染めて、改めて綺麗だと思った。
「それ以外、どう思えってんだよ」
 そんな不遜な言い方が、憎らしいほど良く似合っていた。

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