運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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終わらない残響4

優しい後押しで調子に乗ってみた。
一番のヘンタイは私です。すみません。
どうして素直にeroが書けないかなぁ。

レイユリ。18/禁ではないですが読む人を選びます。
3までが余裕でOKな方だけどうぞ。
二人を好きな人は注意してください。
eroというより痛い系です。あ、でも3よりはマシかな。
ダラダラ続いてる感が強いです。
反転。期待する人を裏切り続けるSSだ! <自慢するな




 熱を持った傷口から首筋を伝って血が流れ落ちていくのが、じりじりとした痛みと共に伝わってきた。血の滲むレイヴンの唇が、笑いの形のまま、ユーリの唇を啄ばむように触れてくる。少し硬い指先は傷口を楽しむように弄び、肉と皮膚が引き攣れる痛みに顔を歪めた。だがレイヴンの表情は変わらず冷たく、けれど唇は纏っている刃のような気配とは裏腹に、息苦しくなるほど柔らかく優しく温かい。
 唇は弱い刺激を繰り返しながら、血に塗れた手はユーリの服をそのまま引き摺り下ろした。服は縛られた腕の部分でくしゃりと一まとまりになる。血の線を描くように首筋から胸元、腹筋に沿って指を這わせ、ズボンの部分で見せ付けるように動きを止めた。
「前戯は必要ない、でしょ」
 反射的に足を捻って拒もうとしたが、その拍子にレイヴンの手は浮き上がった腰から踝までズボンを引き摺り下ろした。
「大丈夫。抵抗してもちゃんと、抑え付けてあげるわよ」
「くっ――!」
 持ち上がった左足の足首を指が食い込むような強さで鷲づかみにされ、そのまま体重をかけられるようにして外側に捻られる。筋が悲鳴のような音を立てるのが骨伝いに響き、尋常ではない痛みが身体を強張らせた。神経を直接斧で叩き潰されたような痛みに肺の空気が強制的に排出させられ、引きつった喉は音を漏らすことも空気を吸い込むこと拒絶したようだった。
「痛い? 本気で抵抗されるとおっさん年だし大変だからね。大丈夫よ。お嬢ちゃんたちにわからないように後でちゃんと治してあげるから」
 声音だけは優しく呟き、力の入らなくなった足から興味なさそうにズボンを抜き取って床に放り投げる。肌に感じる手は冷たく、瞳に映る行動は無機質で、それと相反するように耳に聞こえる声だけは包み込むように柔らかく響く。
 酷薄な笑みを浮かべる表情は、それ故に壊れそうで傷ついているように見えた。出来ればその頬に手を伸ばし、大丈夫だとそう何度も囁きたいと思った。
「逃がさないからね、青年」
「逃げ、ねぇよ。おっさんが――何をしようとしても、もう、逃げたりしねぇよ」
「……」
「俺が選んで、ここにいる。だから……」
「ごめんね、青年。逃がさないから」
「おっさん……」
 だがどれだけ言葉を届けようとしても、レイヴンは静かな眼差しで拒絶する。まるで何かを受け取ることを恐れているような、僅かでも何かを受け取ることが許されないとでも信じているような、何も見ていない眼差し。そしてそうさせたのは、ユーリ自身。
 最初から気づいていた。レイヴンが常にアレクセイしか見ることがなく、心は常にアレクセイに向かっていることを。そのことにレイヴン自身も悩み苦しんでいたことを。それなのに、レイヴンが自分の答えを見つける前に、納得の行く選択をする前に、未来へ続くはずの道をユーリが壊してしまった。届けるべきか消してしまうべきか迷っていた胸の塊の行く先を、ユーリは壊し永遠に奪ってしまった。レイヴンの、目の前で。
 許して欲しいなどというつもりはない。あれは全てを知った上でユーリ自身が選んだ道で、例えどのような結果をもたらそうとも違えるつもりはないのだ。必要ならばもう一度剣を振り下ろすことを、躊躇いはしないだろう。背負うべきものから逃げるために決断を変えるほど、軽い覚悟を抱いたつもりはない。
 それでも、後悔はある。変えられないし変えるつもりもないのに、痛む心がある。
 何故。何故もう少し、優しい結果を選べなかったのかと。もう少しレイヴンに時間を委ねられたら、もう少しレイヴンの心を理解していれば、もう少し自分がレイヴンに取って支えとなる存在になれていれば、と。
 だから、
「好きだ」
 最初に伝えるべきだった言葉を口にした。
 何て色気もなく唐突な言い方だと、自分自身の声音に少し呆れた。その言葉が遅過ぎるほどの今更な言葉で、伝えるべきではないかもしれない言葉で、そして届かない言葉だとわかっている。それでも、ユーリから差し出さなければならない言葉、でもあるのだ。例えレイヴンが望んでいなくても。
「好きなんだよ」
「…………」
「アンタが何をしようと、どう思ってても関係ねーんだよ。俺は……俺はレイヴン、アンタのことが好きだ。だから――」
「ダメよ青年」
 心臓を右手で押さえるようにしながら、レイヴンの表情が醜く歪んだ。
「言ったでしょ? 大将はね、その名前を呼ばなかったの」
「レイヴン……」
「言っちゃダメなのよ。青年は黙って――」
 レイヴンの声音が低くなり、冷たい響きが虫が這いまわるような感触を生み出して背中をゆっくりと登ってくる。眼差しが細く鋭くなり、見慣れない表情が顔を覗かせた。かつて刃を交わした時の、鋭利な刃物のように鋭いながらまったく生きた気配を感じない、心が痛みで凍りつくような表情。
 全てを拒絶する、死人の眼差し。
「――私の捌け口になれば、いいのだよ」


もう、どこを反省したらいいのかもわかりません。
調子に乗ってすみません。
最後の台詞はシュヴァーン口調だと言い張ります。各人脳内変換してください。
次は本番(おい)なので、さすがにブログではもう無理。
読んで下さる方がいるようなら、整理してサイトにUPしてから続きを書きます。

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