運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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約束5 -レイユリ-

連載?ナニソレオイシイノ?
ごめんなさい、戦闘シーン書き終わって気が抜けてる。
ってーか甘さが足りなくて浮気しにきた、浮気。
約束の第5話。こっからは話の流れ変わって蛇足気味に続く。
話としては4話で終わってる方がまとも。痒過ぎて砂糖吐く。
約束1約束2約束3約束4
レイユリっていいよね。レイユリっていいよね。
(大事なことなので二度言いました)

・ユーリがありえないほど乙女でもOK!
・ユーリが臆病で腹括れてなくてもOK!
・ユーリが弱っててもOK!
・おっさんが格好良く(?)てもOK!
・これ誰?っていうキャラしかいなくてもOK!

一つでもNGな方はスルー推奨。
オールオッケーな猛者だけ続きよりどうぞ。
これでもありだっていう猛者、います…よね?




 絡める指。繋ぐ手。伝わる体温。感じる鼓動。聞こえてくる息遣い。そして重なり合っていくリズム。
 不思議なほど自然に、本来は別の存在であるはずのものが一つになっていく感覚。温かくて、くすぐったくて、満たされていく。目を閉じてしまえば世界の全てがどこか遠い場所に追いやられて、相手の存在だけが感覚の全てになっていく。相手の全てが流れ込んできて、自分の全てを相手に明け渡してしまいそうな感覚になる。
 心地良い感覚は、だが逆に別の感覚を呼び起こしてくる。触れてはいけないものに触れたような、自分には不似合いなもののような、拭いようのない違和感。柔らかさの中に埋没している鈍い痛みが顔を出してきて、底冷えのする感覚に囚われながら瞼を上げた。
 目の前に広がるのは相変わらず穏やかな翡翠色の瞳だった。瞳は数回瞬き、その優しげな視線でユーリにどうかしたのかと問いかけてきている。だがその問いに対する答えはユーリの中になく、開きかけた唇を閉じて逃れるように視線を逸らした。
「ユーリ?」
「……何でも、ない」
「らしくない答えね、それ」
「……わかってる」
「んー。まぁ、わかってるのはいいことだわ。わかってるだけ、でもね」
 苦笑交じりの言葉と共に、身体に感じていた体重が軽くなった。ユーリに覆いかぶさっていたレイヴンは少しだけ上体を浮かし、シーツの上のユーリを優しい眼差しで見下ろしている。手は繋がれたままで相変わらず柔らかな温もりを伝えてきていて、そのことがとても申し訳ないことのように思えた。
 心地良く柔らかで温かい。不満や不安など、あるはずがないのに。
「おっさん……」
「意地でも名前、呼んでくれないわけ?」
「そんなんじゃ――」
「わーかってるわよ、青年」
 右手から温もりが離れたと思うと、その手は子供をあやす様にゆっくりとユーリの頬に触れた。
「――不安?」
「別に。初めてじゃねーだろ」
「でも、不安って顔してる」
「そんなこと……」
 ない、という言葉は音にする前に喉の奥で消える。口先だけの否定を紡いでもレイヴンが気づかない訳がないし、問われたという時点でもうほとんど見透かされているようなものだ。だが同時に、その不安がどういった形のものなのか、ユーリ自身も明確にわかっている訳ではない。
 行為そのものに不安を抱いたことなどない。もちろん嫌な訳でもない。けれど今この瞬間、何かが繋がりを拒むように訴えてくるのだ。本当に良いのかと。この続きを望むことは自分に許さるれことなのかと。
 言葉にならない逡巡を遮るように、繋いだままの左手が痛いぐらいに強くぎゅっと握り込まれた。あまりの痛みに逃れようと手を動かそうとしたが、常にはない強さで掴まれていて、深くシーツへと押し戻される。肌に跡を残しそうなほどの強い力に圧迫されて、指先がピリピリとした痺れを帯びてきた。
「……いてーよ。離せって」
「だと思うわよ。でもね、おっさん、この手は離さないから」
「――おい」
「青年のこの左手、離さないから。絶対に」
「絶対なんて……そんなの、信じてねーんじゃないのかよ」
 その言葉がどれだけ耳に甘く、けれどどれだけ現実の前に脆いかなど、嫌というほど知っている。誓うのは容易く、果たすことは難しく、耳触りのよい言葉は大きな失望を連れてくるための呼び水に過ぎないのだ。そのことは身をもってわかっているし、レイヴンも良くわかっていることだろう。
 絶対などない。永遠に続くものなどない。
「絶対なんてものは絶対にない、って言うわねー」
「だろ」
「でも最近ね、絶対って案外簡単にその辺に転がってるものかもしんないわねーって思えるようになったのよ。青年に会ってから、ね」
 だって離れないって約束してくれたでしょ、と嬉しそうに続けられる言葉。
「それは……」
「嘘だったら、おっさん泣いちゃうよ」
「嘘、じゃねーよ」
 約束した言葉に嘘はない。離れるつもりなどない。少なくともユーリからレイヴンの側を離れるつもりはない。けれどそれは自分自身への言葉だから、違われることがないことを知っているだけだ。だがレイヴンにも同じように約束を違えるなと、そう強要することはユーリには出来ない。
 誓う約束の重さをユーリは知っている。そして誓わせてしまえば、ユーリが背負っているものを嫌でもレイヴンにも背負わせてしまうことになるのだ。捨ててしまえば楽なのかもしれないが、それでも譲れないものがユーリの中にあるのだから。
 この手だけを掴んでいられないと、知っている。
「だったら、問題ないでしょ」
「けど――」
「けど、はなし。おっさんだってダテに年は食ってないからね、青年が何を考えているかぐらいわかるわよ。でもね、だからこそ、離さないって言ってるのよ。――絶対、ね」
「冗談――きついぜ。胡散臭い通り越して、それこそ嘘にしか聞こえねーよ」
「あははー、そうよね。うん、でも残念ながら本当なのよね」
 強く強く握り込まれている左手は、痛みの伴う痺れの代わりに次第に温かさを伝えてくる。剣を握り命を奪い、そして自ら選んで罪を犯してきた左手が、不似合いなほどの温かさを感じていた。


すみません、と最初に謝ってみる。
4話の続きってことで期待した方、色々申し訳ない。

与えることは平気だけど受け取ることは苦手だと思う。ユーリもおっさんも。
それが本物だったら尚更、手にするのを躊躇うんじゃないかなーとか。
誰か甘味下さい。糖分不足で脳が働かない。
ユリレイでもレイユリでもいいから、甘々なのを…。

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