運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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約束4 -レイユリ-

この期に及んでまだ続きを書いてみる。
チューからちょっと先?にはギリギリいってない感じ。
以前までの話はこんな感じ(記事を遡ってもすぐ見つかるけど)。
約束1約束2約束3
おまっ、これブログに乗せるのNGだろって意見は聞こえないー。
ってかこれ誰?っていうのは書いてる本人が一番思ってる。




 唇を最初に重ね合わせたのはいつだっただろうか。覚えているようで覚えていない。いつだったのか、どこだったのか、どんな表情をしていたのか、何を感じたのか、鮮明にあるはずの記憶はけれど引出に鍵がかかっているかのように取り出せないのだ。
 レイヴンの首に回していた手を頬へとずらして、ぎゅっと挟み込む。ユーリの子供っぽい行動に、手と手の間で若草色の瞳が微笑むように優しく眇められた。こういう表情をした時のレイヴンはある意味年相応で、落ち着くのと同時に埋まらない時間が存在しているのだという寂しさを感じる。普段はユーリの方が年上のような会話を交わすことも多いが、包み込むような深い柔らかさは年を重ねたからこそだろう。
 捕まえている頬を引き寄せながら、自分も上体を起こしてもう一度唇を重ねる。女性のような柔らかさのない唇は、けれどクレープに入っているアップルコンポートよりも甘く感じられた。唇を重ねたまま、何度も確認するように舌でレイヴンの唇を確認する。答えるように舐め返してくる舌にも悪戯を仕掛けるように舌を絡ますと、巧みな動きで押し戻され弱い部分を探し当てるように口内を弄られた。
「ん、……」
 苦しくなった呼吸が甘い声と共に漏れ、身体を伝って聞こえる水音と共に響いた。
 いつしかユーリの肩を抑え込むようにレイヴンの両手が添えられていて、浮かしていたはずの上半身は彼の膝へと戻されている。硬い膝枕の感触に再び恥ずかしさが込み上げて来て逃れようとしたが、添えられている手はしっかりとユーリの肩を捕らえていて、反対に強く抑え込まれた。尚も深く侵入してこようとしてくる舌に翻弄され呼吸すらままならず、逃れようにも身体はしっかりと固定されている。圧迫感から逃れるように指をくすぐる髪を掴んだが、加えられる力は弱まることなく、力の抜けていく指先が宙を弄る動きだけが視界に入った。
 僅かに視界が滲んできたころ、ようやく唇が解放される。
「……はぁ、……お、っさん……」
「こんな時ぐらいは名前、呼んで欲しいわね」
「……あんた、こ、そ……」
「ユーリ」
「! んっ――」
 耳元で発せられた低く囁く声が鼓膜を叩き、同時に濡れた舌が耳朶を舐め上げた。軽い静電気のような痺れと、小さな痛みが耳から首筋を通って背筋を駆け抜けていく。逃げることが出来ないように抑え込まれている状態では感覚を逸らす余裕がなく、刺激は熱となって広がっていった。
「愛してるぜ」
「…軽い、言、葉……だな」
「おまえさんに言う時は、この星よりも重いわよ」
「はっ、……。たち、ワリィ……ぜ、」
 逃がさぬように肩を押さえていたレイヴンの手が、宙を彷徨っていたユーリの指を捕まえてシーツへと下ろし指を絡める。耳元に寄せられているレイヴンの唇から吐き出される呼吸が、小さいながら絶え間ない刺激となってユーリを誘っていた。わざと音を聞かせるように動かされる舌の水音が、理性の隙間に入り込んできて支配を広めていく。
 そして水音の合間に挿入される甘い囁き。
 レイヴンは、愛してるという台詞など、あいさつ代わりに誰にでも口にする。酒場で知り合ったばかりの見知らぬ女性相手にも、ギルドの仲間にも、会話の最後におまけのように口にするのを何度も聞いた。あまりにもお手軽に言葉にされるそれを、真剣に受け止めるなど余程頭の構造がおめでたく出来てなければ無理というものだ。
「胡散臭い、のに……な」
「――ユーリ?」
「名前……呼ぶな、よ。信じちまうだろーが」
 自分に向けられる言葉だけは本物だと、その言葉にだけは本当の意味がこもっていると、信じてしまう。馬鹿馬鹿しいと理性が言っている声を聞きながら、心は簡単にその言葉を受け入れて、抵抗することなく鍵を開けてしまう。今までそんなことを誰に対しても感じたことなどなかったというのに、この胡散臭いはずの相手にだけ、自分は簡単に踏み込んでくるのを許してしまっていた。
「信じていいわよ」
「似合わねーよ、その台詞」
「そうね。でも――」
 ――二度と裏切りはしないわよ
 一言一言刻みつけるように発せられたその言葉に、抵抗できるはずなどなかった。最初から、抵抗する力など、ユーリの中には残ってなどいないのだから。


誰、これ? <自分で言わないように
ただ単に甘?い話が書きたかったの。
受けユーリと、たまには(?)格好良いおっさんが書きたかったの。
やたらと恥ずかしくて痒いはなしになっただけだけどね!

続き? いや、そろそろブログでは…

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