運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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素直な欲求 -ユリレイ-

ユリレイならこんなユーリでも好き。
っていうかユーリならもう何でもOKな気がする。
いっその事、身近な相手の名前を悠里とかに変えて呼んでみたい。

↓Hなユーリは嫌だ、という方は回避推奨。
まあ、じゃれてるだけでエロくはないんですけどね。


 


「あの……青年?」
「何だよ」
「いや、それはおっさんの台詞よ。これは何?」
「さあ、何だろうな」
 返ってきたのはしれっとした表情と声、そして少しだけ強められた腕。
「こんなおっさん抱きしめて何が楽しいの。こういうことは女性にするべきでしょーよ」
「ん? まあ正論だな」
「でしょ?」
「硬いし、胸ないし、髪が邪魔だし、髭は痛いし、胡散臭いし、おっさん臭いし」
「おっさん臭いは傷つくよ」
 早く離してちょーだいと、重ねて言ったが捕まえている腕は一向に動く気配がない。それどころかますます強く抱きしめられてしまっている。背中に感じる体温と、首筋に埋められた青年の顔。唇の感触と吐息がくすぐったい。
「なあ」
「何よ、青年」
「やりてー」
「…………へ?」
「やりてーって言ったんだよ」
 冗談っぽい口調と、冗談っぽくない声と、冗談っぽくない視線と、冗談っぽくない抱きしめ方。どう考えても冗談っぽくない成分の方が多い。
「あのね、青年。おっさんをからかうもんじゃないわよ」
「からかってねーよ」
「うん、わかったから取り敢えず手、離してくれる?」
「逃げるから離さねー」
 ああ逃げられるような言動だという自覚だけはあるのかと、何の救いにもならない確認をする。
 レイヴンも男だから持て余すことがあるということは理解できる。それが高じれば何でも良いような気分になることがあることも理解する。だが立ち寄る街でいくらでもそんな場はあったはずだし、宿が個室の時もあるのだから機会は何度でもあったはずだ。
 それに何より、パーティー内には女性が三人もいるのだ。襲えと言うつもりはないが、意識の向かうべき先は他にもあるだろうと言いたい。どう考えてもレイヴンなど、選択肢としては一番下に位置しているべきであろう。
「冷静になろうね、青年」
「冷静だぜ、俺は。女性陣は長い買い物に出掛けたところで、カロルはナンを見かけたとか言って出ていったから暫く帰ってこない。ラピードは部屋の前で見張ってくれてる。どう考えてもベストタイミングだろ?」
「いやいやいや。そっちの方に冷静になる前に、相手を考えようよ青年」
「諦めろよ、おっさん」
「勝手なこと言わないの。おかしいでしょ」
「おかしくなねーよ」
 声が少しだけ低くなった。そして少しだけ小さくなった。
 後ろから抱き締められている状態では青年がどういった表情をしているのか見ることはできない。だがレイヴンを逃がさないように強く抱きしめたままの腕が、縋ってくる子供の手のように感じた。その表情が泣きそうに歪んでいるのではないかと、そんな気がした。
 確認することは、出来なかったけれども。
「好きだ」
「ちょ――」
「嘘じゃねーよ。だからおっさんと、やりてー」
「…………」
 言葉に嘘がないことがわかるからこそ、どう答えていいかわからなかった。


続きはある。が、ブログに書くのはアレなので割愛。
取り敢えずユーリに「やりてー」と言わせたかったSS。

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