運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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二人の距離 -TOVユリレイ-

マジで強い。アンノウン追憶。
現在LV140後半ですが、「まいたけ政権」の「テンハ・ラン星人(秘奥義)」の一発で確実に死亡です。(※注 両方空耳です。が、マジでそう聞こえます。一度そう聞こえると他には聞こえない。まいたけが襲ってくる!)

広範囲の多段攻撃なので、ラスボスのビッグバンみたいにHP1とかじゃないのがつらい。喰らったらカロル先生以外は確実に死亡。カロル先生もメンタルディフェンスがなかったら死亡(メンタルディフェンス=HPが減るとダメージ量が1/10になるスキル。これのおかげでHPが疑似的に倍近くある計算になる)。
しかもOVLした直後に秘奥義かましてくるので、リバースドールつける暇もOLV4で無敵になる暇もないから困ったもの。HP0の3人とHP500ぐらいのカロル先生だけがいる画面を何度見たことか。


閑話休題
↓ユリレイ?レイユリ?なSSを晒す。
奪還後の帝都の夜(って、この時期のネタ何回書いたら気が済むのか…)です。
「手ぇつないでていい?」は良い迷言。




「何? 青年もここが落ち着く?」
 レイヴンの隣に無言のまま腰を下ろしたユーリに、からかい口調で声をかけた。牢の中は薄暗い照明しか付いておらず、やや見上げる状態になるレイヴンからも俯いているその表情までは見えなかった。常に身から離すことのない剣の鞘が、簡素な造りのベッドの足に当たって鈍い金属音を響かせる。
 酷く乾いた音が小さく耳の中に残る。
「最初に会ったのもここだったからね」
「別に……俺は好きで入ってた訳じゃねーよ」
「だったら青年も早く休んだら? 親友が休む場所用意してくれてるんでしょ?」
「あぁ――」
 珍しく沈んだことを隠さない声が返ってきたが、動く様子はなかった。
 表情を覗きこもうと顔を少し動かしてみたが、長い髪が肝心の部分を隠していてわからなかった。
 どうかしたのと、何でもないような口調で聞いてやった方が良いんだろうなと思いつつも、レイヴンは無言のままユーリが口を開くのを待っていた。聞けば話すだろう。だがそれではきっと、一番奥に仕舞ってあるものまでは吐き出さないことはわかっている。
 ユーリは自分の言動が誰かの負担になることを無意識に避けようとするところがある。神殿で本気でレイヴンを殺そうとしたことについても、命を預かったことについても、何も言わないのは自分一人でその選択の責任を背負う気でいるからだ。
 生来の気質なのかどうかはわからないが、辛いことであればある程一人で背負い抱え込む。そして大抵のことは表情一つ変えずに、誰にも悟らせることなく抱えきってしまうから性質が悪い。だがそれでもまだようやく子供を過ぎたぐらいの年だ。本当に何もかも一人で抱えて平気なはずがない。死にながら生きている状態ならともかく、世界と向き合っている限りはどこかに限界がある。レイヴンの年になってもまだ、消化しきれないものが多過ぎるぐらいなのだから。
「……手」
「ん? 何?」
 吐き出された声には震えも掠れもなく、普段と何も変わらない響きだった。その自制心の強さに彼らしさを感じつつも、反対に自分の声が乱れそうになるのを感じた。
「手ぇつないでていいかって、言っただろおっさん」
「あ、ああ。帝都に入った時のことね。そんなことも言ったわねー。青年には冷たく却下されちゃったけど」
「俺が言ってもいいか?」
「…………へ?」
 言葉の意味がすぐに理解できずに、文字通り動きが固まった。
 視線の先で、俯いていたユーリはゆっくりと顔を上げてレイヴンの方を振り向き、長い髪に隠されていた黒い瞳が、真っ直ぐと射抜くように向けられた。ただその瞳に常にはない揺らぎが、一瞬だけとはいえ混じっていたのは見逃さなかった。
「少しだけ、手ぇ繋いでてもいいか」
 同じ抑揚で繰り返された、常との違いが読み取れない言葉。
 それでも、控え目に右手が伸ばされる前に、僅かに左手が動いて戻されたのを見つけてしまえば、落ち着いた声の裏にあるものを察せずにはいられない。剣をぶら下げたままの左手が、まるで鎖に繋がれているかのように感じる。
「いいんでないの」
「……そっか」
 ユーリはそう呟き視線をレイヴンの手に移したが、右手はその場から動かなかった。
 無言のままの時間。肺の中に入ってくる空気が重さを増してきて、心臓が締め付けられる気がした。自分から動かすことのできない指先が、ピリピリと痛みを発するようだった。
「――俺、もう寝るわ」
 だが手は十数センチ離れたまま、その距離は縮まることがなかった。
 軽い口調と共にユーリの視線がレイヴンから外れ、言葉を返すよりも早くすっと立ち上がって背を向けた。そして追いかけるようにふわりと揺れた長い黒髪が、二人の間を隔てる幕のようになびいてその背を隠した。
「おっさんも、早く寝ろよ。けど寝過ぎて寝坊しないようにな」
「青、年は、おっさんを何だと思ってるのよ」
「世界中にファンがいる胡散臭いおっさん、なんだろ」
「ちょ。まぁ、否定はしないけどね」
「だろ」
 笑いを含みながらそう返し、ユーリは振り返らずにそのまま牢から出ていった。
 扉をくぐる時にユーリの鞘と鉄格子がぶつかった、湿った鈍い音だけを残して。


最初に謝っておきます。だが不満は受け付けない。
ユーリもレイヴンも別人臭くて、格好良さとか男らしさとかがないけど気にしない。
これが我が家クオリティ! <開き直ってみた
YOU達さっさと手ぐらい繋いじゃいなYO!と言いながら読んで下さい。

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