運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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誓いを -レイユリ?-

少しぐらいは腐っぽい思考が出来るようになってきた気がする!
いや、出来ない方が良いんだろうけどさ。

そんな訳で超短いけどヴェスペリアでレイユリ!たぶんレイユリ。でもユリレイだと思って読んでも大した問題はないと思う。どうせ私が書くとどっちも乙女臭い別人になってしまうし。それが許せる方のみ続きよりどうぞ。時期はたぶんヘラクレス後。ネタバレ済み。

※アニメDグレの最後にティッキー!萌えた!鼻血出た!
※バトンは来週に回答します?




「――壊れて、ねえか?」
「大丈夫っしょ。普通に動いてるみたいだし」
「動い、てるよな」
 長い指が偽物の心臓を探すように触れる。その動きは普段の彼の言動とは違い、まるで薄氷に触れるかのような恐る恐るといった感じだった。俯いたまま震えそうな小さな声が、良かったと呟いた言葉は聞こえないふりをした。髪で隠れていたが、その表情がユーリには似合わない、泣きそうな表情であろうことは想像するまでもないことだ。
 そんな自分を責めるように、ただの道具であるはずの偽物の心臓が痛む思いがした。
「急に止まったりしねえ、よな」
「嫌なこと言わないでよ青年。そんなこと言われると眠れなくなるじゃない。おっさん、これでも繊細なんだから」
「……………………」
「ちょ、無言はやめてよ無言は。おっさんが悪いみたいじゃない。そこは「どこが繊細なんだよ」って返すところでしょーよ」
「悪ぃな。言えそうに……ねえわ」
 語尾が掠れるのを辛うじて抑えている声が返ってきた。
 レイヴンは無言のままユーリの頭から握りしめられた指先へ、そして後ろ手に半分隠すようにぶら下げている左手の剣へと視線を移した。そこに下げられているのはデュークから借り受けた宙の戒典ではなく、それ以前に使っていた細身の剣だった。パクティオン神殿でシュバーンの心臓目掛けて振り下ろされた、あの剣ではなかった。
 昼間皆で移動している時ユーリは普通にあの剣を持っていた。普通にあの剣を持ち、あの剣で戦い、あの剣で魔物を倒し、あの剣で皆を守っていた。普通に、いつもと何ら変わりなく、躊躇いなど見せずに剣を振るっていた。何も言わず、何も悟らせず。
 天を仰ぐように視線を上げ、レイヴンはそっと瞼を下ろす。
「大丈夫よ。おっさん、もう少し生きるつもりだから」
 ずっと死にながら生きていたのに、あの神殿で紛い物の心臓を止めるつもりだったのに、生きる道をもう一度選んだ。それはあの時自分に触れられた手が、生きている証の温かさを有していたからだ。鼓膜を激しく叩く叫び声が、もう一度心臓を突き動かすように感じたからだ。
 そして、もうこれ以上背負わせたくないと願ったからだ。何かを願うという感情など忘れてしまったと思っていた自分が、強く願ってしまったから。 
「何だよ。少し、かよ」
「そこんところは許してちょーだい。年取ると、逃げ道用意した言い方しか出来なくなるのよ」
 絶対。必ず。ずっと。
 そんな言葉で誓うことはもう出来そうもないけど、それでも可能な限り足掻いて見届けると誓う。レイヴンは、自分の心の中で十年ぶりの誓いの言葉を呟いた。


帝都へ奪還に向かう時にデイドン砦に立ち寄った時のデュークとカロルの会話に激しく萌えた。
で、もしアレっぽいことをおっさんが言ったらとか考えて出来た妄想。ユーリは上手く隠してるけど、皆はそれ以上にユーリのことが好きでユーリの変化に気づいてるなんて、素で萌えるまくる。美味し過ぎる。

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