運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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メッセージ

世間では微妙だと言われてる率が高いそうですが、嵌ったものは仕方がない。世間一般と違ったツボで嵌るのもそろそろ慣れてきたのでいいです。ええ、今日もラタトスクの話です。いい加減、自重って言葉を覚えないといけない。だが自重を覚えたらそもそも二次創作なんてやってられない。

二周目は攻略本の発売を待ってからにしようと思っているので、取り敢えずモンスター集め。ゲットできない奴は育てて進化させて揃えています。それと面倒な称号集め。既にクリアデータの倍プレイしているなんて……。テイルズのやり込みに手を出したのは初めてです。リメDの隠しダンジョンは攻略したけど、コンプリート系はスルーしてたからなぁ。
それもこれも全部ラタトスクが可愛過ぎるのがいけないんだ。あのツンデレぶり反則。口悪い&他人お構いなし&基本目つき悪いなのに、捨てられた子犬みたいなしょんぼりした目をするんじゃない!

↓八章突入ネタバレ後のおバカなSS。
エミラタだと主張するがラタエミでも構わない。




 渡された紙を三度読み返した。理解するまでにそれだけの時間が必要だった。書かれている内容はごく単純で短い。が、あまりにも予想外過ぎる内容に、逆に意味が頭に入ってこなくて混乱した。だが書かれている以上の内容はそこにはなく、呆気に取られていた時間が過ぎると沸々と怒りが湧いてくる。
「――おい、テネブラエ。これは何だ」
「何と仰られましても……。手紙ですが」
「あ?」
「それとも、その内容ですとメモと言った方が宜しいですか?」
「そんなことを言ってるんじゃねぇ!」
 いつでも変に冷静なテネブラエの対応に、ラタトスクはぐしゃりと紙を握り締めて怒鳴り返した。
「だいたい何で俺にこれを渡す!」
「エミルが、ラタトスク様が出てきたら渡してくれと」
「あんな奴の言うことを聞いてるんじゃねぇよ!」
「ですがそれは今日必要なものだからと」
「俺に関係あるか! こんなもの!」
 真っ白な便箋には、エミルの性格を表すような丁寧な文字。引かれている線の間隔よりも小さめの文字が、縦も横も律儀にきっちりと揃った状態で書かれている。その文字の書き方にも苛立ちを覚えるのに、書いてある内容がさらに苛立ちを煽る。
 ――じゃがいも、なす、トマト、ダイコンが足りない。メニューは夏野菜カレー
 投げ捨ててしまおうかと思ったが、さらに握り潰すだけにとどめる。
「あいつの買い物メモを俺が見る理由があるか!?」
「店で買いそろえて、下拵えをしておいて欲しいということではありませんか? じっくり煮込んだ方がおいしいと言っていましたから」
「そもそもダイコンなんかカレーに入れるのか!」
「ダイコンは飾り細工用では? エミルは最近凝ってますから」
「くそっ! あいつは俺を何だと思ってる! 便利な助っ人だとでも思ってるのか!」
 戦いは引き受けるとは言ったが雑用までやってやると言った覚えはない。助けてくれと言ったり、そのくせ好きに振る舞えば行動を邪魔したりするくせに、何だって当たり前のようにこんなメモを書いて寄越すのか、ラタトスクには理解できない。あぁいうのが天然ボケの典型的な馬鹿だ。
 だがそう罵ってみたところで残念ながらその言葉は自分に返ってくる。あれでもエミルはラタトスクだ。ラタトスク自身にあんなお人好しでどうしようもない部分があると認めたくはないが、事実は事実として存在している。忌々しいことに。
「ですがカレーは、ラタトスク様の為ではございませんか? 以前マルタ様の甘いカレーを食べて死にそうだったという話をした後に、メモを書かれていましたから」
「ふん。俺が知るか。作ってくれと言った覚えはない」
「はい。ですがエミルはラタトスク様に作って差し上げたいと思ったのでしょう」
 未だにのんびり気質が抜けない天然のエミルなら、確かにそういう思考回路が働きそうだ。色々なことを知ってショックを受けているだろうに、妙なところで図太い――というか鈍い。リヒターに対する態度もそうだし、自分自身の正体にしてもそうだ。
 一々苛立つ。その無防備さに。
 無意識とはいえマルタを囮にしていたラタトスクを蔑めばいいのにそうしない。自分を殺そうとするリヒターを警戒すればいいのにそうしない。自分のことももっと不安に思い心配すればいいのに、そうしない。もっとヒトを警戒しなければ、裏切られて傷つくだけだというのに。
「ムカつくぜ。――行くぞ」
「どこへですか?」
「ここに書いてある物を買うんだろうが! さっさと案内しろ。どこに売ってるかを俺が知っている訳がないだろうが」
 捨てられなかったメモをポケットに強引に押し込んで、テネブラエの返事を待たずに歩きだした。


夢見てるのはわかってる。わかってるけど止められない。
ラタ様は文句を言いつつも結局はやってくれる。不器用で優しい。
エミルのふりするラタ様には萌え殺されるかと思った。

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