運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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一応、祝アニメ化

まぁ興味のある方はとっくにご存じでしょうが、
テイルズオブジアビス アニメ化です。
10月より2クール予定。声優は取り敢えずゲームのままのようなので一安心。
作画については、どうだろう?微妙な気もするけど期待しておきます。
でも2クールであの話をどれだけまとめるつもりなんだろう?

うーん、これに合わせて本館で放置っぷりが酷い逆行ものを何とかしたい。
あまりにもアレな場面で止めてるからなぁ……。

取りあえずはアビスのアニメが始まるまでは頭の中のテイルズはラタトスクなので、自重せずにSS投下します。例によってネタバレなので、ネタバレ気にしないor8章まで進んだ方のみどうぞ。捏造入りまくりの緑エミル×赤エミルです。というか、赤→緑か?



8章突入後。
エミラタ、もしくはラタエミ。むしろエミ←ラタ?
ラタは襲い受けでエミはヘタレ攻めだと思う私は少数派か?!


『マナの流れが少し滞っている』
 不意に聞こえた驚きに声を上げる前に、両手を添えられていた大地が仄かな光を放つ。夜空を埋める星のような、清水に飛び交う蛍のような光が流れ、普段は見ることのできないマナの動きがエミルの目にもはっきりと見て取れた。薄青色の光が大地を、空気を、草花を包み込むように広がり包み込んでいく。
「――すごい」
『ソルムのコアを孵化させたばかりだからな。まだ地のセンチュリオンによるマナの調整が十分じゃない。だからこの辺りは土が腐り植物が枯れかけている』
「今のは? ラタトスクがやったの?」
『俺は元々マナの流れをつかさどる精霊だ。完全に力が戻ってなくてもこれぐらいは出来る』
 少し気分を害したような物言いに、エミルは笑った。
 精霊と言われるともっと人とはかけ離れていて、近づき難い雰囲気の存在だと思っていた。だが大樹カーラーンの精霊であり、この世界をニブルヘイムから守る扉の守護者であり、マナを司る存在であるラタトスクは、とてもそうは感じられなかった。威圧的で不遜で口が悪く、けれど不器用な優しさを持っている。
 もっともそう評したら今よりも憮然とした口調で『おまえも俺だ』と言われることはわかっている。エミルもまたラタトスクなのだ。同じ存在の違う意識というだけで。
「ラタトスク、きみは今でもヒトを滅ぼしたいと思っているの?」
『…………』
「僕は、嫌だな」
『それは、あのリヒターって奴のせいか? あの男のことが気になるから俺を止めるのか?』
 怒ったような口調にエミルは驚いて言葉に詰まった。
 エミルにとってリヒターは初めて存在を認めてくれた相手だ。キツイ口調にも優しさや気遣いが含まれていたし、何よりもエミルという存在を否定しなかった。例えそれがアステルの姿を重ね見てのことだったとしても、最初の一歩を踏み出す勇気をくれたのだ。
「僕はリヒターさんのことを信じてる。けど、止めて欲しいと思うのは皆に会えなくなることが嫌だから、かな。せっかく出来た僕の友達だからね」
『俺だけじゃダメなのか』
「え?」
『……何でもない』
 問い返したが、すぐ近くに存在を感じるのにラタトスクは何も返してくれなかった。ただ柔らかな風がエミルの傍らを吹き抜けていくだけだった。

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