運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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お題バシュバル4

ラタトスクばっかり語ってますがバシュバルも頑張ってます。たぶん。
ただコピ本の夏コミはやっぱり絶望的な気がする。書きたい内容なので最終的にはサイトでの通販オンリーでも構わないかなぁとか思ってる時点で、きっと負け組確定。

さてお題は隠す方が無難なので格納してます。
いや、内容はヌル過ぎるんですけど一応。

恋の駆け引き5のお題 (配布元:loca
04.知らんぷり





 汗がうっすらと浮かぶ白い指に自分の指を這わせ、白いシーツの上へと押し付ける。掴んだ手の中で長い指が何か掴むものを求めながら、それでも押さえつけている手を握り返してこない強情さにバッシュは小さく微笑んだ。
 いつも誘うのはバルフレアからだ。均整の取れた肢体を晒し、惑わすことを生業としたヘイゼルグリーンの瞳で射抜き、甘い囁きで理性の鍵を明け放つ。長い指先で身体に触れ、熱い吐息が混ざった言葉を投げかけ、淫らな唇でバッシュの肌を濡らす。それでいてバッシュが手を伸ばしたら、宙を舞う蝶のごとくするりとすり抜けていってしまう。
「――バルフレア」
 今腕の中にあるのが幻ではないということを確認するように名前を呼べば、涙で濡れた眼差しがバッシュに向けられる。前髪が額に張り付いている。鈍い色のピアスが白いシーツの上で妙に目につく。
「左、奥」
「?」
「何がって顔、するなよ。――感じるんだよ、その辺りが特にな。アンタの熱を、」
 痛いぐらいに感じられる。
 肩に乗せた足を持ち上げるようにして注文通りに熱を押しこめば、バルフレアの言葉は痛みの混じった嬌声に飲み込まれていった。爪を立ててくる指をそれでも強く押さえつけながら、強張った足の力よりも強くさらに突き上げる。シーツに沈められた身体と大きく開かれた脚。まるで標本にされた蝶のようだと思うと、それに応えるようにバッシュの中心はさらに熱を高めた。
 捕らえて、張り付けて、奪う。
 普段は眠っているはずの破壊衝動が込み上げてくる。
「――いい、ね」
 苦しげな息遣いの中で、それでも試すような色合いを消さない瞳が見上げてくる。
「良い表情している」
「……何のことだ」
「隠すのはナシだ。アンタ、今魔物に止めを刺す時と同じ感覚できただろう?」
「何を言っているのか――」
「わからない、なんてつまらないこと言うなよ。アンタはそれが良いんだ。……もっと突き立てろよ。俺を蹂躙するつもりで。俺を、殺すつもりで」
 ――餌をよこせとアンタ自身が言ってることに、いつまで知らないフリを通すんだ?
 手の中の蝶が、毒を撒きながらゆっくりと笑った。

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