運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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バシュバル ver発掘

久しぶりに発掘したバシュバルー。
eroになりきれず途中放棄した残骸です。
うーん、自分の迷走ぶりが何ともいえないですが、まぁボチボチとログ整理もコピ本もティキ受け萌えもやっていけたら良いなぁ。



 視線を絡めて。指を絡めて。呼吸を絡めて。近づく距離の間に特別な瞬間と空間が生み出される。何度も繰り返された特別でもなんでもない行為で、けれど何度繰り返しても特別な感覚が湧き上がってくる行為。今更と思いつつ、それでもまた、と求めてしまう。
 クスッと過分な含みをもたせた笑いが聞こえ、目の前でヘイゼルグリーンの瞳が試すようにバッシュを見つめる。腰に回されている手が背中を撫で、名工の手による彫刻のように美しい指が誘うように軽く爪を立てる。痕もつかないほどの弱い力だが、何重にも鎖をかけたはずの理性を押し流すには十分過ぎるほどの力だった。
「――バルフレア」
「もう一度だ、将軍様」
「我慢できそうにない」
「アンタ、いつもそうだ。誘惑に靡きもしない堅物に見せかけて、一気に決壊して何もかもを押し流す。本当に、アンタのそういったところにゾクゾク――」
 持ち上がった唇を喰らい尽くす勢いで重ねる。それ以上言葉を聞くつもりはなかった。おそらくバルフレア自身もバッシュが待つつもりなどないことをわかっていただろう。一度動き出した熱を止める術など知らないし、止めるつもりも最初からない。最初に指を絡めた瞬間から互いに、暴走する隙を窺っていたのだから。
「愛している」
「言うなよ、そんな言葉」
「だが真実だ」
「真実なんてもの、どこにもないさ。あるのは事実の羅列と勝手な思い込みだけだ」
「それでも、愛している」
「頑固だな、アンタ」
 腰から背中を伝いあがってくる指先を感じながら、最後の鎖が崩れる音をどこか遠くで聞いた。

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