運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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トライアングル -アレティキ-

師ティキに萌えながらアレティキにも萌える。
今週末はインテなのでティキ受け漁りの夢を抱きながらテンション上げたいと思います。あるかなぁ。ティキ攻めは結構見るんだけど、ティキ受け&ノア寄りは少ないから探すのが難しい。
あ、アニメのティキは美人だけど、もう少し抜けた感じがあると可愛くなるのになぁって思いません?ポルトガル人26歳は完璧な感じより、手抜きでいい加減な雰囲気が混じってた方が絶対美味しいのに!素材は良いのに手を入れてない感じとか、フォーマルな服を着てるのにだらしないとか、そんなギャップが似合うのに!
と主張したところで、三角関係風味なアレティキをどうぞ。



噛み付くようなキスだと思った。
激しいとか情熱的だとかそんな情緒的なものじゃない。支配的で一方的だ。これはキスの形をした、身も骨も食い尽くそうとするほどの欲求に他ならない。突き放すことも掻き抱くこともできずに押し倒されるように少年の身体を受け止めるだけだ。少年がこんな風にキスをするようになったのはいつ頃だろうか。唇が離れたタイミングで、何の気なしに訊ねた。
「そんなどうでもいいことを考えていたんですか?」
「いや結構大切な問題だよ。だってこのままじゃオレ、本気で少年に食べられちゃいそうでしょう? ――あっちの意味じゃなくて、ね」
「どちらでも一緒です。食べることに変わりはない」
「……うーん、少年と話してると真面目なんだか不良少年なのかわからなくなるなぁ。ほら、未成年だからそこのところはオブラートに包むっていうか、さ」
苦笑いを浮かべて頬に触れると、ティキをじっと凝視していたアレンの瞳に困惑が映った。珍しいものを見たと心の中だけで呟いた。そんな風に考えているとバレたらもう二度と見せてはくれないだろうし、正直その後の反応も怖い。
純粋に戦えばどちらが勝つかわからなくても、ティキにはアレンを殺す機会などいくらでもある。今も触れている手を動かして心臓を潰してしまえばそれで終わりだ。もっとも、それを言えばアレンにだって簡単にティキを殺せる。何せイノセンスである左手はティキを押さえつけるように首元に添えられているのだから。
いつでも殺せる。けれどいつも殺さない。殺し合う関係なのに。
「貴方が、僕以外も見るようになったからです」
「――へ?」
「心当たりあるでしょう?」
「さっきの疑問の答え? 教えてくれるなんて珍しいね」
物静かで優しい少年と、不遜で傲慢で自分勝手なクソ神父と、最初はまったく似ていないと思っていた。言われなければ二人が師弟だなどと考えもしなかったに違いない。
だが揺さぶりをかけても動じないところとか、可愛げの無い受け答えをするところは似ている。内に秘めた激しさとか支配欲の強さも似ている。そして、ティキへの触れ方や肌で感じる手の温度などは、ビックリするぐらい同じだ。恐らく本人たちはそんなことを知りもしないだろうけれど。
「どうしてですか?」
「それ、オレに聞くの?」
「貴方以外に誰に聞けと?」
「あぁ、そっか。アイツ、お前たちの前にはなかなか姿を見せないんだったな。じゃぁ今度聞いておいてやるよ。どうして知っててオレに手を出すんだって」
「!――」
「あれ、意外? オレは結構仕事先でアイツに会うぜ?」
噛み付くようなキスと不安を宿した瞳。支配する手と縋るような手。無表情を保ちながら流れ出てくる感情。そして人間の感情になど無関心だと思いながら、そんな些細な変化を感じ取ってしまうティキ自身。不思議で興味深いことこの上ない。
傷ついた顔を見ると少しだけ優しい気持ちになる。堪えるような表情を見ると喜びが湧いてくる。瞳の中に愛憎の混じった炎を見つけると身体中がゾクゾクしてくる。手を伸ばしそれが欲しいと思ってしまう。
欲する「それ」が具体的に何なのかわからないまま。
「でも今は少年に集中するよ。それでどう?」
「…………」
肯定も否定も返ってこないまま、再び噛み付くようなキスを受けた。

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