運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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快楽 -アレティキ-

最近多い気がするけどDグレ。今度はアレティキ。

サイトUPの「眠れない夜」の後日談でもあったり、仄かに師ティキが混じっていたりとやりたい放題感の強いSSです。本誌が休載だしアニメには出てこないしで、ティキに飢えてるんですよ。ティキ受けサイト様もやっぱり少ないし、萌えの補充が難しい。

まぁアレな内容なのでOKな方だけ続きよりどうぞ。
ちなみにR18です。良い子は読まないように。
悪い子も18歳未満は読まないように。


 
 
=====
 
――何がどうなってこうなったんだろうなぁ
まるで他人事のような今更の疑問。
真剣に考える気にもならない。どうせ答えは見つからないし、何が正しいのかなんてことはさらにわからないことだ。ならば無駄なことは放棄して、快楽の名に相応しく感覚だけに身を委ねてしまえばいい。
指と指が絡みつく。ティキの指も太いとはいえないが、強引に押さえつけてくる少年の指はさらに細かった。色白で細くて、まだ成長途中を感じさせる指。そのくせ絡まった指と指は容易に外すことは出来ず、押さえつけてくる力は穿たれた楔のようだ。
乱暴で強引で容赦がなくて、そのくせしがみついてくるような必死さが込められた力。普段の少年から窺い知れないほど何処までも暴力的で、けれど寂しさを抱えたような行為。強姦されているのか懇願されているのかわからなくなってしまう。
合わさった手の平が熱い。汗ばんで滑りそうになる手は、爪を立てて縫いとめられる。痛みに振り払おうとしても、逃がさぬようにさらに深く爪が食い込んでくる。それと同時に内部にもさらに深く熱が侵入してきて、最奥を掻き回す衝撃に意識が飛びそうになる。
「――っ痛、少年、ちょっ……」
無理、という言葉は音にならなかった。
突き飛ばされそうな痛みに肺から空気が吐き出さされ、呼吸困難に陥る。空気を求めて口を開こうにも、突き上げられる勢いで酸素が入ってこない。
嬌声が喉の奥から絞り出されるように漏れたような気がしたが、自分の耳でははっきりと聞き取れなかった。ただ絡み合う汗と熱が全ての神経を蝕んでいく。身体中を支配されていく。
「――昨日は誰と会ってたんですか?」
衝撃が少し弱まったかと思うと、押し殺した声が重く圧し掛かってきた。ふらふらとする意識を必死に寄せ集めて辛うじて少年の姿を視界に入れる。細い身体。白い髪。柔らかい容貌――でありながら冷たい表情。
「……へぇ。めず、らしいな。少年がそんなこと言うな――」
「誰です?」
笑って流そうにも少年の瞳は怖いくらいに逸らされない。このまま殺されるのではないかと本気で思う。
少年がその気になればこの体勢ではティキに逃げる術はない。絡み合った少年の左手はイノセンスでティキの能力は通用しないし、何よりも能力を使う気力も体力も今のティキにはない。だが殺されるかもしれない怖さの裏には、痺れるような快感が伴っている。まったく自分でも度し難い感覚だ。
「わざわざ聞く…ってこ、とは、心当たりがあるんだろう?」
「赤い髪が、絡まってました」
「――少年、カマかけるの下手だね」
「…………」
「でもいいや。当たり。ただあのクソ神父は髪が絡まるほどオレに密着しないけどな」
少年の顔が不快気に歪むのを見て喉を鳴らす。
誤魔化すのなんて簡単だが、嫉妬されるのは嫌いじゃない。何もかもが自分で選択できるけれども、選択権を奪われるほど束縛されるのもたまには良いものだ。
この、他人のために必死に行動する少年が、唯一ティキに対してだけは自分のために行動する。自分の身を削ってまで全てを救済しようとする少年が、ティキに対してだけ全てを奪おうとする。自分勝手な執着。剥き出しの感情。
ここにあるのは、あの神父と同じだけ激しい熱。けれど正反対の固執。
面白い。人間の感情って奴は本当に面白い。
腕を押さえ付け身体を束縛し中心を壊すほど貫いて。貪るような接吻に口内を溶かすような舌の侵入。身体ごと感情も快感も持っていかれる。好きなように喰らい尽くされる。だがそれが何よりも心地良い。
「逃がしませんよ」
執着を紡ぐ言葉。嗜虐的な瞳。心臓を抉られそうなほどの痛みだけが、今自分がここにいることを確かに教えてくれる。
ノアでもエクソシストでもアクマでもただの人間でも構わない。このゾクゾクするような快感だけが求める全てだ。全身を叩き壊すような快感だけが、今生きていることをティキに教えてくれる。
さぁ、壊してくれ。
立ち上がることが出来ないほどに壊してくれ。
それこそが――快楽だから。

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