運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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脳みそ限界

暑さでやられたのか、長期逃亡が祟ったのか、真面目に長編を書いたせい(?)なのか、妙に普通のSSが書けなくなっています。そんな訳でテンポを取り戻す為に一発書きなぐり我儘なバル。リハビリなので色々おかしいのは許して。

あ、バトン受け取ったんですが、ちょっと項目多過ぎませんか、あれ(汗)?埋めようと頑張ったんですが半分以上の項目が空白です…。すみません。ちょっとスルーさせておいて下さい。でも、私そんなに「すごい秘密」持ってそうですか(笑)?



暑い。激暑い。猛暑。酷暑。死ぬほど暑い。
言い方を変えても暑さが変わることなどなくて。噴き出してくる汗と天上知らずに上昇していく肌の熱さとにくらくらしてくる。
「あっちー」
「わかってることを一々口に出すな」
「だって暑過ぎー! もうマジ、無理だって」
「煩い。黙ってろ」
取り付くしまもないいような一刀両断の冷たい返事。
普通ならそれで諦めてしまうのかもしれない。けれど苛立ちの混じった冷ややかな言葉に、ごろりとベッドの上で一回転して肘を付いて上半身だけ持ち上げた。
いつもなら無言しか返してくれないのに、今日は一言目から言葉が返ってきた。それだけで嬉しくなってしまう。たぶん暑さのせいで苛々が半端じゃないってだけのことなんだろうけれど。
「黙ってても暑いんだって」
「しゃべってても暑いだろうが」
「少しぐらい気、紛れるじゃん」
「俺は鬱陶しくて余計に暑くなるがな」
「そんなこというなよー」
と言いながらベッドを飛び移って本を読んでいたバルフレアにへばりつく。バルフレアの肌も多少は汗ばんでいたが、ヴァンよりも遥かにさらっとしている。それに少し冷たく気持ちが良い。心地良い。
「こら! 引っ付いてくるな! 暑い!」
「バルフレアの肌って冷たくて気持ちイー」
「ベタベタするな!」
「あー、逃げるなよ」
「煩い。寄るな」
脳天に硬く握り締めた拳骨。怯んだところで鳩尾に強烈な踵蹴り。見事で容赦のないコンビネーションにあっさりベッドから蹴り落とされる。
手加減なんて言葉は欠片もない。あまりに見事に鳩尾にめり込んだものだから、本気で一瞬意識が飛びかけた。体勢を整える間もなく頭から床に落下して、豪快な音が鳴り響いたけど大丈夫かの一言もない。これ以上頭が悪くなったら絶対バルフレアのせいだ。例え「それ以上悪くなる要素なんかあるか」と言われていたとしても。
「――おい。立ったついでにフロントから冷えた水貰って来い」
よろよろと立ち上がったところに、本から少しも視線を逸らさずに言い放たれた言葉。まったく冷たい。いいけど。別にもう慣れたけど。一応立ち上がるまで待っててくれたんだ、とか救いのない思考をしてしまう自分もいることだし。きっとこれでいいのだろう。
暑い。ダルイ。何も考えられない。
全てこの暑さのせいにしてしまおう。
ふらふら歩く背中に「氷も多めに」と追加オーダーされても、別に構わない。


ヴァンバルは物理的にヴァンがバルを甘やかして、バシュバルは精神的にバッシュがバルを甘やかすイメージがある。そして我が家のバルは、もういっそのこと姫で良い。乙女で良い。開き直って「乙女姫バル総受け」ジャンルとでも名乗ってみようと思う。

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