運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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ニオイ -デビティキ-

Dグレから双子の片割れデビット×ティキ。
ノアっ子好きなのでどちらも生きてて願いを込めて、超ドマイナーなCPを主張してみた。ここを読んでてこれがわかる人は皆無だというのはわかってる。けど書きたかったのだ。



「――おい」
「んー?」
「煙草、クセーよ」
「あー、そりゃ悪かったなぁ」

ソファを蹴り付けながら尊大に言ったが、返ってきたのは、ぷかぁと、のんびり過ぎるほどの一ふかし。三人掛けのソファにだらしなく横になりながら、ティキは長い手足をはみ出させて新聞を読んでいる。
新聞なんて似合わないと馬鹿にしたら、暇つぶしに三面記事と連載中の面白くもない漫画を読んでるだけだと返ってきた。そして下層労働者は日々の仕事とその日の食べ物があれば後はどうでも良いの、と苦笑しながら続ける。

「まぁ双子にはわからないか」
「オレを子供扱いするなっていってるだろう」
「別にガキ扱いのつもりじゃないっての。今時、ガキの方が扱いが楽ってなもんだ」

具体的な名前を出さなかったが、それがイーズとか言う人間の子供を指していることはすぐにわかった。普段は人間に混じっていて滅多に顔をあわせないくせに、ノアとしてここにいる時まであんな奴のことを考えるなんて腹が立つ。

「仕事はどうしたんだよ」
「数が多くてねぇー。やる気が起きないの」
「はっ、だらしねーな」
「そういうお前らは? いい加減元帥一人ぐらい片付けてこいよ。…って、あれ? デビットお前だけか? ジャスデロはどうした?」

ティキは身体を起こしてようやく視線をデビットの方へ向けた。
遅いんだよ。もっと早くこっちを見ろ。っていうか一人か二人かぐらい最初に気づけよ。そんなにオレのこと気にしてないのかよ。ロードの相手はするのにオレの相手は不満か?

「まだ寝てる」
「あー、ってもう夕方だぜ?」
「明け方戻ってくるような奴に言われたくねーよ」
「……ま、確かにそうだな。で?」
「で、って何だよ」
「ん? 買い物でも行くんじゃないのか?」

デビットすら忘れそうになっていたことを問われて、思わず何でと聞き返した。一人で雨の中外に出て行くのも鬱陶しくて、何か理由をつけてティキを誘おうと思ってたのは確かだが、そんなこと一言もティキに伝えていない。

「さっき向こうでコーラがないとか騒いでたから」
「聞いてた……のかよ」
「聞こえてた、だけどね。んじゃまぁ、行きましょうか」
「え…ぁ……」
「オレも煙草、切れそうだし」
「……まだ吸うのかよ」

エクソシストにやられる前に肺ガンで死ぬんじゃねーの、と誤魔化すように悪態をつく。だがティキは全く気にした様子もなく、寿命短そうだから大した違いはないんじゃないの、とのんびりと応えて立ち上がった。

「――じゃぁ、行きましょうか」

そう言いながらもう一本煙草を取り出して火をつけるティキ。
部屋の中にまた白い煙が充満するが、匂いに対する不快さは先ほどよりも随分減っていた。

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