運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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好きですよ -イオルク-

久しぶりにイオルクとか書いてみる。
イオン様は何処となく腹黒、だったら良いと思う。そしてルークにだけ特別優しいのだととても萌える。アビスのインターナショナルとかも出ないかなぁ。


「つまんねぇ」
ほとんど色の抜けた毛先を指に絡めながらルークは呟く。三周回して指をはずすとクルクルと解けて広がる。もうそんなことを何回繰り返しているかわからない。
「ではルーク、何をしたいですか?」
「わかんねー」
「わかりませんか」
「だって何もすることねーし」
「そうですね」
一方的に不機嫌を押し付けるようなルークの言葉にも、イオンは楽しそうに笑いながら相手をする。愛想笑いではない。イオンは本当に楽しそうにルークを見るのだ。何だってそんなに楽しそうなんだ。不公平じゃないかと八つ当たり気味に不満を漏らした。
イオンは笑いを収めて少し困ったように首をかしげるとそれは困りましたねと、少しも困っていない表情で返してくる。これが他の奴がやったら腹が立つのだろうが、イオンの場合はそれが少しも嫌味に感じないから不思議だ。
「でも僕は楽しいですよ」
「何もしてねーのに?」
「何もしていないから、かもしれません」
「訳わかんねー。何だよそれ」
「ルークは楽しくないですか?」
「つまんないって言ってるだろう!」
ルークはつい大声をあげたがイオンは気にした様子はなかった。
それどころか益々楽しそうな表情を浮かべている。
もしかしてからかわれているのか?
「違いますよ。いいなぁと思っただけです」
「何が良いんだよ。俺はちっとも良くねーぞ」
「だってルークは…とても素直ですから。つまらないのも怒るのも、全力で表現してくれますし。僕はそれが少し羨ましくて――」
羨ましい、と表現した時にイオンの表情は僅かに陰りを見せた。けれどそれはほんの一瞬だったし、その次の瞬間にはいつもの柔和な表情に戻っていたので、見間違いかとルークは思った。
そして何よりそれを追求する間はルークには与えられなかった。ルークが何かを口にしようとするよりも早くイオンは、やはり柔和な笑顔を見せて言ったのだ。
「そんなルークが大好きなのですよ」
さらりと。
いつもの笑顔で、当たり前のことを告げるように言った。

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