運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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どこ? -RWヴァンバル-

2章突入ぐらい?ヴァンはバルのことばかり考えてます。
まったくオチがありませんけど。
というか、書き始めてから別のことやっていたら何を書くつもりだったのかすっかり忘れてしまっていたという罠…。でもUPしてしまう。SS墓場と呼んでくれ(何それ)。



「グレバドスの秘宝……永遠…かぁ」

深い翠色の輝きを放っている秘宝を眺めながら呟く。光の加減で翠の色合いは濃くも薄くも、濁ったり澄んだり、他の色が混じって見えたりすることもある。見たことのない秘宝だ。魔石を手にした時も不思議な感じだったが、この秘宝はそれに似た奇妙な感覚を覚える。
不思議な力を持っていることは確かなようだが、これがいったいどうやって「永遠」に繋がるのかヴァンにはわからない。それとも幻獣という存在が永遠への鍵なのだろうか。

「んー、わかんないや。だいたい永遠って言われてもなぁ」

勿論ヴァンとて望んだことの一度や二度ある。この幸せな瞬間が永遠に続きますように。触れ合った手が永遠に離れませんように。ずっとずっとバルフレアの側にいられますように。だがそれは決まり文句のような願いで、秘宝に込められている「永遠」とはどこか違うような気がするのだ。

「それともバルフレアはあるんだろうか。永遠を得なければならない何かが。永遠の時が必要な何かが……」

空賊デビューのお祝いだと言って渡された秘宝。
バルフレアから誘ってきたグレバドスの秘宝への冒険なのだから、本気でバルフレアがお宝の全てを独り占めするとは思っていなかった。けれどあまりにもあっさりと手渡された秘宝に、少しだけ違和感を感じずにはいられなかった。
別に何かを企んでいるなんて思っていない。ただ何か、胸騒ぎがするのだ。嫌な予感がするのだ。一つずつ手にした秘宝が、二つに分けられた秘宝が、もしかしてこのまま合わさることがないのではないかと。

「あー! 何考えてんだよ俺。そんなことあるもんか!」

思わず浮かんだ想像を振り払うように叫ぶと、秘宝を抱き締めてベッドへと倒れ込んだ。

力を発動した時に温かさを感じる秘宝は、今は冷たいままだ。大切なバルフレアの瞳にも似た複雑な色合いを浮かべながら静かにヴァンの手の中に収まっている。
バルフレアはこの秘宝の力を最初から知っていたのだろうか。バルフレアもどこかでこの力を使っているのだろうか。バルフレアは「永遠」の謎を知っているのだろうか。バルフレアは今何処で何をしているのだろうか。バルフレアはこの秘宝に何を求めたのだろうか。

考えても答えはわからない。わかっていても後から後からバルフレアのことが気になって仕方がない。あの戦いから一年我慢した。今更もう少しの時間が待てない、なんてただのガキだ。わかっている。

「――バルフレア、どこにいるんだよ」

秘宝にそっと囁きかけた。
この秘宝がバルフレアの元にあるはずの秘宝と繋がっていれば、すぐにでも見つけ出せるのにと思いながら。

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