運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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SAKURA -小十政-

桜の花びらが舞い散る。
白い花びらが世界を覆いつくす。

満開の時期を過ぎた桜の花が、そよ風に煽られ、人の動きに煽られ、馬の疾走に煽られ、飛び交う矢と交差する刃に煽られて散る。青空を背景に血の雨を浴びながら、白い姿を赤く染めながら戦場の殺伐とした空気の中を漂う。
長い奥州の冬が終わりを告げると、息を潜めていた戦の息吹が急に起き出し動き始める。花の香りの記憶は戦の血の匂いの記憶と絡み合って解けない。

「Come on! 俺に斬られたい奴は前に出てきな!」

一呼吸ごとに花を散らし血の雨を降らしながら政宗が声高に叫ぶ。
両手の六爪は全て真っ赤に染まっていて、動きの度に赤い糸を引きながら政宗の動きを追う。従うように、求めるように。

「政宗様、あまり深追いし過ぎては――」
「Hay, 小十郎! 小言は後でまとめて言いな。今は楽しくて聞いてる暇がねぇ」
「政宗様!」
「楽しめよ、小十郎」

交差させた両腕を薙ぎ払い迫ってきていた敵兵を斬り伏せる。
血の雨。舞う桜。血生臭い匂いと甘い香りと。

「賭けだ小十郎。俺が大将の首を取るまで無事でいられるかどうか」
「お戯れを――」
「俺は後ろを相手にしねぇからな。俺を無傷で帰したかったら、お前が俺の背中を守りきって見せな。それとも自信がねぇか」

からからと笑う声が響く。
身に纏っているのが返り血でなければ、手にしているのが血塗れの刀でなければ、遊びに誘うように無邪気な笑い声。

「……小十郎が勝ちましたら、何を頂けますので?」
「han, 何でも好きなものをやるぜ」
「誠でございますな」
「二言はねぇ」
「では、全力でお相手させて頂きましょう」

小十郎が刀を抜いて笑みを返すと、白い花吹雪の向こうで蒼い竜は間を置かず馬を走らせた。真っ直ぐに、無防備に、小十郎に背を向けながら。


無印BASARAは真田をやっているのですが「お館様」の連呼が2より暑苦しくて体力を消耗します。あれはちょっとやり過ぎ。逆に摺上原追激戦でのvs政宗では特別イベントは入ると思ったのになかったし…。まぁ政宗でやってもvs真田は普通に進むんですけどね。

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