運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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相惹カレ -真伊達-

数え切れぬ敵味方入り混じった戦場の中で。
鮮烈にその色が焼きついた。
土煙と血が舞う戦場の中で、唯一つ色の違うもの。
蒼い。空よりも蒼い鮮やか過ぎるほどの姿。
「あれが独眼竜…伊達政宗」
血の味の混じる唇で呟く。
激戦の只中で誰よりも多くの血飛沫を生み出す六爪が、荒々しくけれど舞を舞うように流麗に弧を描いていく。
止むことのない血の雨。
風すら紅く染められる戦場。
飛び交う火矢で赤く燃える上がる人馬。
その中で笑いを浮かべる蒼き竜。
交差された両腕が周りの敵を一気に薙ぎ払う。悲鳴とともに人の身体がいとも容易く吹き飛び、それを追うように赤い線が宙に描き出される。一瞬の間をおいて地面に叩きつけられた兵たちは、もはや微動だにしない。
敵を求めていた隻眼が、幸村の上で止まる。
二人の距離は短くはない。ようやく相手の顔が判別できるかどうかの距離がある。それに政宗は一介の兵である幸村の顔など見たことがないはずであった。
気のせいかと思ったが視線が逸らされることはない。
傲慢に幸村を値踏みするような瞳。
楽しそうに持ち上げられた口角。
そして、
――来いよ
顎をしゃくって唇が動く。
ギラギラと殺気立った六本の刀が向けられる。
血にまみれた刀が。
否やはない。その瞬間に全てのものが視界から消え失せて、地上に悠然と立つ蒼き竜の姿だが現実となる。死と血に彩られた殺伐とした空気だけが肺を満たしていく。
燃え滾る双槍を手に地を蹴り身を躍らせる。

酷薄に笑った表情が何もかもを吸い込むようだった。


収集つかなくなったので無理矢理終わる。
真田視点は苦手で政宗視点じゃないと書けないことに今、気づいた。

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