運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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「叶う」「叶わない」 -ディムスタ-

今日もTODのディムスタで。

砂を吐きそうなほど甘ったるいだけの意味のないSSですが、まぁ笑って許してやってください。現在私の頭の中は色々なものが醗酵し過ぎているようです。



「叶う叶わない叶う叶わない……」
『さっきから何をやっているのだ、スタン』
「占い」
『占い?』
「うん。ルーティが教えてくれたんだ。花びらを千切っていって、最後の一枚が「叶う」だったら願い事は叶うんだって」
『非生産的だな』
「そんなこと言うなよ。ルーティはアトワイトに教えてもらったって言ってたぞ。ディムロスだって昔、聞いた記憶あるんじゃないのか?」
『聞いたことがあるような気もするが、興味がない』

占いに興味がないというのは至ってディムロスらしい。スタンもそれほど占いに興味があったり信じていたりする訳ではない。
だが面白そうだと口に出した瞬間にルーティに花を押し付けられてしまってはやらない訳にはいかない。というかやらなければならない使命感(?)のようなものを抱いてしまったのだ。

『で、何を占っているのだ?』
「…………秘密」
『なぜ秘密なのだ』
「それを言ったら秘密じゃなくなるだろう」
『言えないようなことなのか?』
「いいだろう!」

スタンは真っ赤になりながら口をつぐんだ。別に特別何かを意図して占っているのではないが、聞かれると恥ずかしさが込み上げてきた。言える訳がない。本人を前にして。

――ディムロスとずっと一緒にいられますように

そんなことを願いながらやっているなんて、口が裂けてもいえない。馬鹿にされるのは確実だったし、そんなことを不安に思っているなんて知られるのはもっと嫌だった。

「叶う叶わない……」
『本気で全部するのか?』
「だって全部しないとわからないってルーティが……」
『個人的意見だが、騙されていると思うぞ、スタン』

スタンの手にはまだたくさん花びらの残っている白いマーガレットがある。左隣には花びらのなくなった花が5本、そして右には同じ花が14本。つまり合計20本。

『どう考えても多過ぎるだろう。はっきりは覚えてないが、少なくとも花は1本しか使わなかったように思うぞ』
「え? もしかして嘘なのか!?」
『そういう占いがあるというのは本当だろうが、少なくと――』
「――って、あぁ!」
『? どうした、スタン』
「……忘れた」
『忘れた? 何のことだ?』
「今の花びらがどっちだったか、忘れた……」
『………………はぁ』

ディムロスと話していて、今引き抜いた花びらが「叶う」だったのか「叶わない」だったのかすっかりわからなくなってしまった。せっかくここまでやったのに。そう言いながら項垂れると、花びらに半分埋もれたディムロスは溜息をついた。

『良かったな。後14本の責務から解放されたと思え』
「――そうだけど……」
『それにもう遅いぞ。さっさと寝ろ』
「……うん」

花びらを振り払いながら立ち上がり、ディムロスをそっと壁に立てかける。当たり前だが、抱えて寝るわけにはいかない。眠る時間の訪れは、暫く離れる時間の訪れでもある。

「――――あっ」
『ん? どうした?』
「いや、何でもない」
『?』

いつもならすることがなくなってすぐに寝ろといわれていたが、今日は黙ってディムロスは付き合ってくれていた。いつもよりも長い時間。


もしかしたら最後の花びらは「叶う」だったのかもしれない。


何この乙女モード全開スタン(汗)。
ちなみにきっとこのSSは笑うところだと思います。

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