運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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認めたくない罪 -グレジャミ-

背徳感が思考を歪に停止させる。
貫かれる圧迫が眩暈を起こしそうなほどの快楽を生み出す。
塞がらない心の傷が際限なく身体を疼かせる。

俺はきっと壊れてる。
そして俺は汚れきっている。

けれどそんなことはどうでもいい些細な出来事のように感じられて、ただ身体を支配する熱に身も心も溶かし込んでグチャグチャにしてしまいたくなる。そうすれば盗むしかできない手も、嘘をつくしかできない口も、見境なく誘う瞳も、節操なく咥え込む下半身も、何もかもわからなくなる。この身体に染み込んだ下水道のドブ臭さも、溜め込まれた誰のものかわからない精液も、自分から吐き出される欲望も全部全部全部わからなくなる。

それができるのは、きっとアンタだけだ。

鈍色の髪を掻き分けるようにして縋り付いた背中に爪を立てる。
容赦なく突き動かされる身体を固定してすべての痛みを自分のものにするために必死に縋りつくと、張りのある皮膚にガリッと爪が食い込む感触が伝わってきた。だが藍を混ぜ込んだ灰色の瞳は僅かばかりも色を変えない。
じっと覗き込めばその灰色の中にジャミルの姿が映る。けれどそれはただ瞳の表面に映りこんでいるだけで、グレイの意識にまで入り込んでいないのであろうことは容易に想像できた。どれだけ痴態をさらそうとも、どれだけ嬌声を上げようとも、一定の角度と位置を保つように掴まれている腰が、身体を貫く熱とは真逆の冷たい心を嫌というほど教えてくる。

「アンタが、俺を壊すんだ」
「………………」
「俺を砕いて、欠片すら残らないぐらい粉々に」
「……とっくに壊れているんじゃなかったのか?」
「―――何だ、聞こえてたのか」

身体の奥を震わすような低い声が返ってきたことに、驚きと喜びを素直に乗せて笑って見せた。行為にしか興味がなくて―――もしかしたらそれすら余り興味がないのかもしれないが―――抱いているのがジャミルだとすら認識すらしていないのではないかと思っていたのだ。それほどにグレイの表情は何も映さず、貫くもの以外は震えを感じそうなほど冷たかった。

「まだ壊れてない」
「そうか」
「いや、壊れ足りないってだけかも」
「………………」
「早くアンタの熱で俺を壊せよ」

うなされるように呟く。
早く壊して。もう何も考えられないほどに。

揺さぶられる背中に冷たい石の感触が伝わってくる。小さな凹凸が剥き出しの背中に細かな擦り傷を刻み付けていき、痛みと摩擦による熱を生み出す。まるで断罪するような痛みが、けれど内側の快楽を押し上げていくのは違えようのない事実。

閉じかけていた瞼をそっと上げて背後の石に刻まれた「ダウド」の文字を視線で三度なぞると、うっすらと口の端に笑みを浮かべて再び瞼を下ろした。


ブログではヘビー過ぎるのを承知でUP。
末期症状ゾーンまでずっぽり嵌ってるジャミルが妙に書きたくなったんですよねー。ダウジャミで且つグレジャミとかマイナーなことを主張してみたり。

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