運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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キス(ヴァンバル)

そっと覗き込んだ。
ヴァンの目の前で瞳を閉じたままの顔は、葉と葉の隙間から差し込む太陽の光でキラキラと照らし出されたままじっとしている。

「うわー、珍しい」

目の前で手を振ってみても瞼があげられることはなく、いつまで待ってもヘーゼルグリーンの瞳がヴァンを写し出すことはなかった。眠りの浅いバルフレアが外で眠ることも珍しければ、ヴァンが顔を覗きこんでも目を覚まさないことはさらに珍しい。

「寝てるの?バルフレア?」

返事はない。返ってくるのは微かな寝息だけだ。穏やかで規則正しい小さな寝息。周囲を見渡して、もう一度バルフレアの顔を覗き込む。他の仲間は離れたところにいて、僅か数センチの距離まで近付けた顔に反応はない。
小さく息を吸い込んで一瞬だけ躊躇ったが、目を閉じて心をきめて行動にうつる。ぐっと顔を近付けて、いつもと違いそらされることない唇をに向けて自分の唇を近付ける。

「―――ん…、う…ん……」

小さな声が漏れ聞こえたがそれ以上の反応はなく、そのまま唇を押し当てて感触を確かめる。躊躇いがちな口付けにも拒絶の反応はない。受け入れられたと思ってそっと舌を動かすがそれにも拒絶はなく、そうなると僅かに残っていた躊躇いもあっという間に消えてしまう。
舌をぐっと差し入れて、バルフレアの歯の裏をなぞる。じっとしている舌に自分の舌を絡ませて柔らかさをたっぷりと堪能し、歯茎や内頬など口内の到る所を裏も奥も時間をかけて舐めていく。柔らかくて温かくて、伝わってくる感触も舌に絡まる唾液も、普段あまり味あわせてもらえない感覚を存分に自分に刻み込む。

調子に乗って何度も何度も舌を這わせバルフレアの舌に甘噛みを繰り返しているとつい力が入ってしまったのか、バルフレアの身体が逃れるように寝返りを打った。慌ててヴァンはバルフレアから唇を離し、じっと様子を窺う。
好き勝手にキスをしていたなんてばれれば、暫く近寄らせてももらえないだろう。どうか起きないでそのまま眠っていてとそんなヴァンの願いが天に届いたのか、何かを払うように手を動かしはしたがバルフレアの瞼が持ち上がることはなかった。

ヴァンは安堵の溜息をついて目の前で眠り続けるバルフレアにもう一度軽い口付けを落とすと、にっこりと笑って「おやすみ」と一言残すと足早に他の仲間の所へと駆けて行った。


「―――くそっ。反応しそうになっただろうが……」


目を閉じたまま呟いた声は、幸いにも誰にも聞かれはしなかった。そして赤く染まってしまった頬も、幸いにも誰にも見咎められることはなかった………はずだ。

==========
キスの途中で目を覚ましたんだけど恥ずかしくて起きるに起きれなかったバル様に萌え。思わず自分も舌を動かしそうになったのを必死に堪えて、我慢しきれなくなったから寝返りを打ったんですよ。
本当に好きな相手だとバル様は超奥手になるといいよ!今時中学生でもこんなに照れないよというぐらい照れれば良いと思うよ!

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