運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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SO3:クリフェイ

メインの一つでありながら久しぶりのSO3。
今でも大好きなんですよーと主張。

今回は王道(?)クリフェイ//バカップル系




「おい、フェイト。これどうしたんだ?」

部屋に入ってくるなりの第一声は、困惑したクリフの良く通る低い声だった。フェイトはちらりとだけ入り口で立ち止まってるクリフに視線を向けたが、すぐに眼前の航路設定画面に視線を戻し忙しくコンソールを叩きながら答える。

「送ってもらったんだよ」
「誰に」
「ソフィアに」
「何のために?」
「飾るため」
「どうして」
「もうすぐだから」
「―――だから、何がもうすぐで何のためにこんなものを艦に飾るんだって聞いてるんだよ」

ぬっ、とフェイトと画面の間にクリフが顔を挟みこむ。少々表情が不機嫌なのは恐らく自分の知らないことをフェイトが知っていることと、ファイトが自分の方を向いて話さないことの両方だろう。
だがフェイトはそんなクリフの反応に慣れているのか特に気にした様子もなく、隙間から覗き込むようにして画面を見て操作している。さすがに何か言おうとクリフが口を開きかけた時、

「ほら、これ」

フェイトはそう言って画面を指した。
怪訝な表情で振り向いたクリフの視線の先には、これから向かう目的地への航路予定図が示されている。

「うん? これが何だ?」
「今回の移動、時間的余裕があるんだろう? 丁度良いから太陽系の近くを通ろうかと思って」
「それは別に問題ねぇが……だから?」
「そっかクリフは知らないんだよな。日本じゃこの時期に七夕ってのがあるんだ。天の川を挟んで離れ離れになった恋人たちが年に一度だけ出会えるんだよ」
「それで、笹は?」
「その時笹に願い事を書いた紙を吊るすと願いが叶うって言われているんだ。せっかくだからクリフとやってみようかと思って」

そうフェイトが言うと、クリフは少し思案顔になり、そして悪巧みを思いついた子供のような笑いを浮かべる。反射的に危ないと思って身を引こうと思ったが、座ったままの姿勢では逃げるにも限界がある。抵抗する間もなくフェイトはクリフに抱きかかえられてしまった。

「おい、離せよ」
「俺もお願い叶えてもらいたいなぁってね」
「だったら願い事に書けよ!」
「年に一度の逢引の邪魔をするのは悪いだろーが」
「そんなことちっとも思ってないだろう!」

必死なフェイトの抵抗もむなしく、艦の操作は自動航行に切り替えられるのだった。

結局その日フェイトが天の川を目にすることはできず、クリフはその後一ヶ月もフェイトの嫌味を聞かされることになるのだった。


==========
一応クリフェイED後っていう設定です。
長い間一緒に艦なんかに乗ってたら、フェイトあの細い身体ではもたないだろうなぁとか心配してみたり(苦笑)。

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