運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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P3M3章の感想

とうとうペルソナ3の劇場版も3章までやってきましたね。

前回に続いて影時間上映で見た後に朝一も見てきました。
なんかこう、色々ありすぎて整理がつかない。
とりあえず1,2章を上回るぐらいに理くんが美人すぎました。
よくもまあ男子高校生をあれだけ美人に描けるものだわ。

2章のあの終わりからだから覚悟を決めてました。
ここから先は上映を見た方だけでお願いしたい。
ゲームで内容を知っていてもやっぱり映画から受ける感想は違うな、と。
ゲームはキタローでありプレイヤーの物語だけども、映画は間違いなく結城理の物語として組み立てられているなと思いました。いい面も悪い面もあるけど、今回よりいっそうはっきりしたのではないかと。

ではネタバレしかない感想は続きから。


 
さてそれでは3章全体のざっくりとした感想から。

1章は完全に人間らしさの欠如してる理くんが人間っぽさを少し得るまでの話。
2章は他人との関係を不器用で拙いながらも構築し始めた彼が、不慣れさゆえに戸惑い、そして死というかたちで仲間を失い、その衝撃に打ちのめされるまでの話。
さてじゃあ3章はというとそこから立ち直る話、ではあるんでしょうが、どちらかというと4章へ向けての助走というイメージの方が強い話でした。なにより場面展開や情報が多く、それを追いかけるだけでなかなか物語りに入り込みにくいのが問題だったかなと。
時期的にイベントが多く、また仲間個人の葛藤とか関係とか、ファルロスとか綾時とか、どうしても外すことの出来ない要素が多すぎて、それを全部つめこまざるを得なくて、だからどうしても物語への没入感が1、2章と比べると低くなってしまっていたかなって思います。ちょっと残念。
あまりに色々場面が変わるので初見の時は、はぁ…、って感想しか浮かばなかった。
ゲームを知っていてこれだから内容知らない人は本当にわかるのかなと心配になります。
2回目からようやく内容が飲み込めて感想が浮かんでくるってのが正直なところ。
なにせ幾月のイベントとかすごくあっさり終わりますし。
まあ、あれを長くしても仕方ないってのはあるんでしょうけれども。
個人的に幾月のシーンとチドリのイベントシーンが構図が同じだったのがちょっとどうかな、と。
そこはやっぱり場所を少し考えてほしかった。
十字架に関しては何も言うまい。ゲームのころから苦笑いしてるしP4U2でも散々笑ったからそろそろ慣れた。嘘。超真顔を保ってた。

全体的にいえることですが、1&2章は表情や間で感情の変化や心理を匂わせる手法だったのに対し、3章では理の心境や変化を第3者(主に綾時)が言葉にして説明してしまうのがちょっともったいなかったかな、と。
ここを同じような手法でやるとわかりにくかったというのもあるんでしょうが…。
言葉も同じようなことを2,3回ぐらい繰り返すのでちょっとくどく感じる。
せめて言い回しをかえるか、話し手を変えるか、もう少し短くしてほしかったかな。
あの時間内に理の心境を見てる側に理解させてかつ変化をわからせるには仕方なかったかな、とは思いますが。
台詞で語るだけでそこに具体的な事例が入らないのでどうにも押し付けられてる感が?
内容に関してはまったく同意するんですけど、すんなり受け入れるには反対側の意見とか、一方的に語るのではなくて会話のやり取りに落とし込むとか、短くてもいいからエピソード挿入するとか何か味付けがほしかったかな。

それでも、チドリと順平を絡めて失うことの怖さを描き出すことや、仲間を大切に思うことを理の気持ちとして落とし込んでいるのは、確かにこの映画が彼のための物語であると思えてよかったです。
なによりPVで叫んでた「俺は繋がりから逃げたりしない」の台詞が、違和感なく聞くことが出来たので、そういう意味でこの3章はちゃんと役割を果たしたのではないかと。
1,2章の彼なら、例え同じようなことを思っていたとしても、ああして自分で自覚を持って認めることはできなかっただろうし、それをしっかりと受け止めることもしなかっただろうなと思います。
受け入れるだけでも流されるだけでも求められる自分でいるだけでも心地のよい場所にとどまるだけでもなく、自分自身で選び取ってしっかりと自分の足で歩き出す、1章の最初からは想像も出来ないような一人の人間としての力強い姿を、その姿も間違いなく結城理だと受け入れることが出来たので、よかったと思いました。

1章で人形だった彼が、2章で人の真似事を覚え、そして3章で一人の人間になった。
そう感じました。
3章の終わりで彼は彼個人をようやく得たのだなと。
それは物語としてすべてのシャドウを倒した故でもあるけれど、一番の理由は他の誰から求められたわけでもない彼自身の選択と決断があったから、なんだろうと思いました。
そしてそうやって人間になれたからこそ、4章で待ち受ける最後の選択へと繋がるのでしょうね。
でもなんというか、ようやく本当の意味で彼が手に入れた大切な関係と場所は、驚くほど一瞬で崩れ去って真実を突きつけられるのかと思うと、もう少し彼に優しい時間をあげたい、と思ってしまいますね。これは映画の感想とは違いますけど。


それでは冒頭から印象に残ったところの感想を。

しょっぱな理くんが吹っ飛ばされるシーンからなんですけど…声がエロいよ!
呻き声が3回ぐらい入るんだけどほんと石田さんの声最高ですありがとうございます。
でも吹っ飛ばされすぎで、あ、これ死んだわって思った。あかんやろ。
そこから精神世界でのファルロスのターンなんですが、まあ理の心境説明と2章のおさらい的な感じかな、と。今回はどうしても2章の内容と絡んでの、2章の内容を受けての物語になるので必要な部分なんでしょうね。
前章までと比べると言葉での説明過多のような気もしましたが、共通認識と状況把握のためには致し方ない部分もあるのかな、と。
でもファルロスの語りから現実での仲間のシャドウ戦へ移るシーンは滾りました。音楽かっこいい!
ペルソナ3の映画は映画のシーンと音楽とをきっちりとあわせて作られてるので、盛り上がる映像と音楽がマッチしまくっててそれだけでテンションが上がりますね。
とどめは目を覚ました理くんが刺しますけど、ここでの召喚シーンがお約束のマジキチ表情でやってくれるので、ほんとこういうところわかってますね!と叫びたくなった。あのいっちゃった表情の召喚は1章につき1度はお目にかかりたい代物です。それもまた美人なんだよなー。

と、ここのシャドウ戦が終わったらそのままファルロスとのお別れシーンが入ってタイトルへ。
そのせいで冒頭のシーンがファルロスと理の会話のイメージしかはっきりと残らない。
ちょっと残念。

すべてのシャドウを倒して祝勝会、の中でも一人浮かない顔の理くんがなー。
大切な存在になっていたファルロスの喪失について他の誰も知らないという現実が辛い。
この辺りまでは、仲間を思い大切にしていても、やはり彼の世界はまだ閉じたままなんだなと感じます。その世界に少しだけ足を踏み入れてるのがアイギスなんですかね。彼女に対しては心境の一端をポロリと吐き出すことがあるのは、彼女の存在を特別に感じているからなのか、機械であるがゆえに受け入れやすいのか。
でもこの後支えになってるはずのアイギスに銃を向けられるんだから…つらい。
操られているってわかっていても、ああやっぱり自分は置いていかれる、一人だ、って気持ちがどうしても大きくなっていったのかなと。
幾月のイベントに関しては…まあ物語の転換に必要だから省くわけにはいかないけど、どうにもとってつけた感が…。せめてここで13番目のデスの存在や、シャドウ戦を仕組んだことの説明、滅びについてのことをもうちょっとふっておいてほしかったかなぁ。後半に美鶴と真田先輩がそんな内容を会話するけど、唐突感があったので少しフリがほしかった。個人的に。

この後たびたび理に話しかけるファルロス、という映像の形で理の自問自答的な内面がかかれますが、こうして言葉にして訴えてくるのが3章の特徴かな。はっきりと、こういう風に感じ取ってください、と。1,2章は自由に受け取ってください的に表情とかだけで語っていたけど。
ここはもう手法の問題で、どちらが好みかになるのかな。
ペルソナ3としては後者の今までの手法の方があっているような気はしますが、この3章では曖昧に受け取らせると物語の全体を伝えられないので、こういう方法になるのかなって思いました。
個人的にここは、理の部屋に順平がお前ご飯まだ食べてないだろって尋ねてくるところがいいなって。仲間内の交流はあまりかかれてないけど、理と順平も普通の友人レベルには仲良くしてるんだなとわかって嬉しかったです。

で、この後綾時に会うんですが…。
あの登場シーンはギャグ?だよね?????
ちょっとどうしてそんなところに立ってるの?ってかその下り方もおかしいから!
というのは置いておいても、3章全体にいえることだけど、イベントありすぎてどうも全体の間のとり方が短くて、余韻は少ないしイベント発生前の心構えが出来る前に話しが動くので色々もったいない。
綾時の影に理が気づいて振り返るの、1秒ほど間を置いてくれた方が嬉しかった。これは他のシーンでも思うことだけど、間が入ることで逆に流れがスムーズになると思うんだけど、どうなんだろう。

綾時と理の会話はテンポもよくてよかったかな、と。
ゲーム中ではほとんど接点ないし、まあ理を変えるための要素として近すぎるぐらいのこの絡み方も、尺もろもろを考えれば妥当だったかな。ただこのシーンや、あとのバイトのシーン、修学旅行で順平に語る綾時もだけど、接近しすぎ。近いよ!でも順平にはあんなに近いって文句言ってたのに綾時には何も言わない理って…。

あ、そういえばアイギスが私の永遠はアナタのためにあるという台詞はよかった。
ただし4章のことを考えると悲しくなるけど。

このあたり、理がみんなと距離置くような態度だけど、仲間がみんな理のことを気にかけていて嬉しかった。
戦えるかどうかを心配しても気持ち的な面を心配するような描写が今までなかったからさ…。
理が、近づけば失った時辛いと距離を置こうとするけど、このときには仲間はちゃんと仲間として理のことを見ていて、仲間として心配してくれてるのがほんと嬉しかった。特に真田先輩。
綾時と一緒の理を見守ったり、さりげなくサポートしたり、あと修学旅行ではちゃんと理の不安を見抜いて正面から語ってくれたり、とてもよかった。先輩がちゃんと先輩してた。ただの脳筋じゃなかった。

そして転校生として綾時がやってきてからの怒涛の!……ほも?ほもなの?
いや、あんまりそういうの言いたくないけど、ちょっとそれはどうかと思うほどに綾時の理への距離は近いよ!近すぎるよ!でもこれも、本当はこれぐらい人と近くにいるのが理の望みなのかなって思うと泣けてきますが。

一緒にバイトするのはいいけどお助け部はどうかなぁ。ちょっとハテナが浮かびながら見てました。
もうちょっとペルソナ3の雰囲気に合わせた何かがなかったのか。
とはいいつつあれぐらい強引じゃないと理に近づけないのも事実か…。
風花となつきはド定番すぎる流れで他になかった?ってなったけど短くまとめるならあれが限界かな。
あ!田中社長が出てきて嬉しかった!あときれいな顔って言われる理がなんかよかった。
そしてプロデュースしたげるという誘いにはきっぱりと嫌です、という理がとてもかわいかったよ。
他にもしゃがんだ格好のまま綾時の手をひっぱっる理くんとか、ようやく笑ったって指摘されてそっぽ向く理くんとか、どれもこれもかわいすぎた。妄想見てるのかと思ったら公式だった。ちょっと理解が追いつかない。

今回はコミュメンバーが色々流れにも絡んでてよかったです。
あと出てないのは太陽コミュとお坊さんかな?
4章では密かに太陽コミュちゃんと入れてくれるのではないかと期待してます。
あれは外さないでほしい。ピンクのワニの本…出してほしい。
ペルソナ3のテーマに絡んでるから出してくれると信じてる。

修学旅行は…すごくよかったんだけどわりとイベントが多く詰め込まれていて、まだ旅行中なの?って気分になったとかryいや、私だけかもしれないけど。
美鶴とゆかり、真田先輩との卓球(大切なものを手に入れろというとてもいいお話ですよ)、アイギス乱入からの池に落ちる騒動、恒例の温泉イベント、と盛りだくさんだったので、どこか削ってすっきりとしてもよかったかなと思いつつ、ここに尺をたくさん取ったのはやっぱり、3章は3章としての物語ではなくて、4章につなげるための物語であり理くんの変化を促すための助走的役割だったのかもしれないなと思ったりとか。
まあ温泉イベントは、無駄に力が入りまくっていて、ちょっと平静では見れませんね。
殺されたいのかとか生き残ろうとかほんと…理くんは真顔で悪乗りするタイプだと判明しました。
というか終始シリアス調で繰り広げるし、作画はアホほど美麗だしで、ほんとたまりません。温泉イベントにあるまじき力の入りようですよ?!ここが一番作画に力は言ってるんじゃないかってぐらいに。
あと理くんって細いし美人顔なのに、ポーズとか動きが男らしくて惚れるしかなかった。

そして修学旅行からの、今回のメインの一つチドリと順平のターン!
ここの流れや戦闘も気合入ってたけど、なにより理が順平の名前を何度も呼ぶのが…。
1,2章では人の名前をほとんど呼んでなかったから、それも大きな変化だなと。
彼にとって仲間が本当に大切な仲間になっていってるんだなって感じましたよ。
ここはもう順平が格好いいのはわかってるので。見せ場だし!
ただやっぱり、順平が撃たれるシーンの前にもう少しだけ間がほしかった。
無音の1秒ほどの間が、何かが来ると思わせる間がほしかった。唐突すぎて衝撃よりも、はぁ?って感想が先に浮かんでしまうのがもったいない。3章はこういうのが多いんだよなぁ。
それでもここは本当によかった。この二人の関係とかやり取りはペルソナ3のテーマでもあるし、理が抱えてる不安や悩みに直結するものでもあるしね。

ここからの、ファルロス(幻)から語りかけられる、人は結局一人、大切にしても失った時つらい、誰も要らない、何も欲しくない、というずっと抱えてる考え方や悩みを、違う!と否定していく理くんがね、よかった。
今まで悩んで揺らいでいたけれども、はっきりと言葉にして違うといえるようになったのがよかったなって。
そして「俺は繋がりから逃げたりしない!」のあの力強い叫び。
普通にそれだけ聞いたら理らしからぬ台詞なのに、3章を通してきてから聞くその叫びは、確かに嘘偽りない理の心の底からの叫びになっていて、これを聞くために3章はあったんだなって思えました。
何度も言いますけど、この台詞が理の台詞として成立するための3章であったと思います。
不満点も納得できない点もいろいろありますけど、4章へと繋がり、そして最後の選択へと繋がるために重要な心の変化が、この力強い宣言を結城理の言葉として成立させた、その点に関しては3章に文句はないです。
これが、この映画が、結城理の物語なのだと、その点はぶれてはいないのだと思いました。
順平の、こんな結果になったけどチドリを好きになれてよかったという台詞、それを理に対して語りかけるということ、その言葉を理が優しく受け止められること、そういう関係が出来上がっていたことも、よかったです。うわべだけの仲間じゃない、大切な友人としての関係がそこにあったのが嬉しかったです。

と、いいつつ、屋上での綾時とのイヤホンは…おいおい。
友人を持ったことないから普通の距離感と違うのかな?って真顔だよあんなの。
でもそれも訪れた満月と共に、よみがえった記憶と共に平穏は終わる……。
予想通りにムーンブリッジでの綾時との邂逅で終わったあのシーンの、なんで、と力なく呟く理くんの声が耳を離れない。

もう4章は理くんにとって辛いことの連続すぎるのが…今からつらい。
わかってたことだけど。最初からそうだって知ってるけど、ようやく自分の意思で前に進みだした理にこの現実突きつけるのは辛いよ。せめてもう少し心穏やかな中で過ごさせてあげたいよ。
でも自分で決めて乗り越えた理くんならそれでも前に進めるんだろうなって信じてる。信じられる。この3章の変化があった理なら、どうでもいいとか別にとか言わずに、自分が何をどうしたいのか考えて結論を出せるのだと信じてる。
だから不安はないけど、でも心が痛い。
傷つかないわけがないもんな。
ようやくできた友人とまた別れることになり、近づいた順平にはあの台詞を言われることになり、決断を迫られて、そして最後の選択を迎えることになる4章。大切なものを得たからこそ、辛いことを乗り越えてきたからこそ、あの選択をするのかと思うと、もう、尊いわ…。いや、まだですけどね!

密かに4章は来年の3/5公開なんじゃないかって思ってる。ちょうど土曜日だし。
でもそんなことされたら見る前に泣くわ。むせび泣くわ。


あと、ラストの映像が晴れた屋上なのは卑怯だと思いました。

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