運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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振り抜かれた刃の早さに目を奪われる

そういえばこそっとOFFに書きましたが、
名古屋キッチンに参加しようかなぁと。
申込は済ませたので不備がなければスペースがある、はず?
参加できるかが微妙なんですけどなんとかしたい。

新刊は間に合わないのでコピ本かペーパーかなぁと。
一応レイユリスペースですのでレイユリと思いつつ、
でも需要があるならヒュアスとかラムアスとかも書きたいなぁって。
どうなんですかね?

続きは兄弟対決です。
別にCPじゃなくてただの戦闘シーン。
これこそ本当のヤマもオチもイミもない話!


 
 風を切った一閃に反応できたのは、普段よく知っている気配とあまりにも違い過ぎて、戦いに慣れている体があらかじめ警戒をしたからだった。それでも咄嗟にバックステップでその刃を躱す事が出来たのは、ほとんど奇跡といっても良いほどのタイミングだった。
 鼻先を刃がかすめて研ぎ澄まされた風圧が肌を叩く。ひりっと痛みを感じた。だがそれに意識を向ける前に激しく空気が震え、集束していく風のエレスが摩擦を起こし雷が視界の中で火花を散らす。最速の動きで武器を構えるものの武器を変形させる余裕などはなく、眼前に構えて身を叩く衝撃を緩和させるのが精一杯だった。
 数瞬踏み止まるも雷の雨が収まらぬ間に円を描くように薙ぎ払われた刃に抗する余力はなくて、勢いのままに吹き飛ばされる。衝撃を受けて武器を握っている感覚がなくなるほどの痺れが走る。とり落とさなかったのは単なる偶然だ。感覚の戻らない指に辛うじて引っ掛かり手元に残った武器に、ヒューバートは背中を滑り落ちる冷や汗を酷くはっきりと感じた。
「何の……何のつもりですか、兄さん」
「……」
 ゆらりと武器を鞘に納め直す白い影は確かにアスベルのものだ。
 表情を一切消し去った冷たい双眸がヒューバートを見据える。
 普段の柔らかで人を安心させる雰囲気の表情を見慣れているせいか、ガラス玉のように動かない瞳は酷く心をざわつかせそして不安を掻き立てる。そのくせ流れる様な剣の動きと、指先にまで神経を張り詰められているような構えはいつも以上に美しくて、早鐘を打つ心臓が強襲に対してのものなのか不安を感じてのものなのか見惚れてのものなのか、そんなことさえ分からなくなりそうだ。
 だが肌を叩く張り詰め空気が殺気を含んでいるのは確かだった。
 視線を外さないまま、感覚の戻らない手で必死に武器を握りしめる。
「ヒューバート……」
 柄にかけられた指先が動き、アスベルの体が僅かに沈み込んだ。
 ――来る
 そう理解していたはずなのに体が反応をした時には既にアスベルの姿は眼前にあった。左右で色の違う瞳が、同じ無機的な輝きでヒューバートを捕らえている。
 抜刀からの攻撃が来るとわかっているのに体が反応しきれない。
 辛うじて構えていた武器が一閃を防いだものの甲高い金属音を上げて武器が二つに割れて弾け飛び、勢いのまま呆気ないほど簡単に体も吹き飛ばされる。純粋な力ならヒューバートも決して引けを取らないのだが、恐ろしいまでの早さと鋭さを乗せた一閃は、単純な動きの分、抵抗する術がなかった。
 続けざまに無数の烈風が体を襲う。急所を庇いつつも手も足も出せず、受身も取れないままに背中を石壁に叩きつけられた。
 一瞬息が詰まり視界が歪む。命の危険など幾度もくぐり抜けてきたというのに、戦慄で指先が震えた。その場を動かない姿勢のまま再び納刀される音が嫌に大きく聞こえた。
 恐ろしいぐらいの威力と重さの乗った一撃だ。以前執務室で戦った時や、その後の手合わせの時と比べるとまったく別人のよう強さ。手合わせの時にも手を抜いていないと言うが、今のアスベルの動きは明らかに別物だった。この剣をあの時に向けられていたならば、叩きのめされていたのは間違いなくヒューバートの方だっただろう。そして再び立ち上がることも出来なかったに違いない。
「兄、さん――」
 だが何故こんな事態になっているのか。
 まさかラムダがアスベルの体を乗っ取ったのかと思ったが、あの時のようにラムダの色は双眸を染めてしまってはいないし、ヒューバートの名を呟いた時の声は硬質ながらも確かにアスベルのものだった。何よりも今更ラムダがそんな行動に出るとも思えなかった。もちろん、信じすぎるつもりはないが。
 吹き飛ばされた武器の片割れはアスベルの足元に突き刺さっていた。それを一瞥もせずにアスベルは遠くへ蹴りやると、淡い期待を踏み潰すように不穏な足取りで近づいてくる。手の中に辛うじて残っている武器を銃へと変形させるものの、構えることが出来なかった。
「……。何のつもり、ですか。いったいどうしてこんなっ――」
「何のつもり? それは俺の台詞だろう、ヒューバート」
 首を少し傾けて不思議そうにするしぐさはいつものアスベルのものだったが向けられてくる殺気と呼ぶほどの鋭さは薄まる気配はない。
 ヒューバートは覚悟を決めるように奥歯を噛みしめながら手元の銃口を持ち上げた。


と、唐突なところで終わる。
怖いお兄ちゃんが書きたかっただけだよ!
まぁ一応この後ろもあるにはあるのだが一気にくだらない話になるので割愛。

面倒なだけだなとか言うな!いいな!絶対に言うなよ!

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