運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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涙だけ、きれい

レイユリかユリレイかは自分でも不明なまま。
まぁ特にあれなこともしてないのでレイユリレイってことで。

何が書きたかったの?と聞いてはいけません。
自分でもわかりませんから キリッ

考えなしで書くなってことですね。よくわかってます…orz
駄文で問題ない方だけどうぞ。


 
 にっこりと幸せそうに微笑んで。
 伸ばしてきた冷たい手の平で頬に触れて。
 戦闘中とは違うトーンで愛してるとささやいて。
 ぎゅっと体を引き寄せて、意外に力強い両腕で肩をぎゅっと抱いて。
 無精ひげの生えたままの頬をすり寄せてきて。
 ユーリのことが好きなのと、もう一度ささやいて。
 そうしたら、そんな満足げな言葉とともに触れ合った頬に冷たく濡れた気配が伝い落ちてきて、今の行動と釣り合いのとれない状況に、思わず呆れと戸惑いが同時にこぼれ出た。
「――おい、何を泣いてんだよおっさん」
「だって、ユーリが……いる」
「んなことぐらいで泣くなよ」
「いなくならないで、ちゃんとユーリがここにいる、んだもの」
「だから泣くなって。いい年したおっさんが」
「本当に! もう、会えないんじゃないかって……」
 それは心配のし過ぎだと、苦笑と共に吐き出そうとした言葉は頭を一掻きして飲み込んだ。
 ユーリにとっては気を失って目が覚めての一瞬だが、どうやらザウデの一件からすでに一週間が過ぎているらしい。杞憂だと笑って済ますには確かに不在の時間が長過ぎた。しかもザウデに赴く前に、お前さんのおかげで生きていられると、冗談口調に必死に紛らわそうと装われた本気の言葉を受けて直後のことだ。
「でも、戻ってきただろ」
「おっさんが、どんな気持ちで……」
「カロルの前では平気そうな顔してたくせに」
「だって! だって無事だって笑ってなきゃ――もし、二度と会えなかったら……」
「……悪かったよ」
 いつもうそで塗り固めた言葉か、道化で厚化粧をした言葉しか吐かない男が、聞いてる方が恥ずかしくなるぐらいそのままの感情を口にしているのだ。どれだけこらえていたのか、どれだけの思いを込めた言葉なのか、痛いほどに伝わってくる。
 そして自分にだけ見せつけられるその生身の慟哭は、ずきりとした痛みと共に言葉に表せれない背徳的な恍惚も与えてくれるのだ。この男が、この何物にも真剣に向き合うのを避けている男が、ユーリにだけは全身全霊で生身のまま飛び込んでくる。ユーリだけを求めてくる。罪で手が汚れていようとも、むしろその汚れた手をいとしそうに絡めてくるのだ。
「愛してる、青年」
「ああ。俺もだよ、おっさん」
 互いの汚れた手を重ね合わせて。
 相手の汚れなど気にもせずに。
 それは傷の舐め合いのような愛情なのかもしれないけれど。
 固く握りしめれば温もりは確かに伝わり合いその間にある汚れは気にならなくなって、引き寄せれば慰め合っている現状も足元を濡らす血だまりすらも許せる心地になって、堕ちていくだけなのだろうなとわかっていても心地の良い瞬間を満たし合えるのだ。
 そしてなんて醜い感情なのだろうと思いつつ、それを受け入れる。
 求められるままに唇を重ね合わせて、それ以外も重ね合わせて、温もりだけで意識を埋めつくす。
 その中で濡れた頬だけが冷たくて、けれどそこだけが純粋に思えて、優しく舌先で拭ってからもう一度自分から頬をすり合わせた。
「青年、くすぐったいわよぉ」
「しょっぱいな」
「そりゃそうでしょ。当然よ」
「当然、か」
「そうよ」
「そうか」
 舌を絡めるようにして口づけを交わす。
 そこにはもう、微かな味も残っていなくて、小さく苦笑して続きの行為に没頭した。


行為も感情も傷の舐め合いがしたい為のもので、
少しもきれいでも純粋でもないよなと思ってるユーリとそれに気づいていないおっさん。
そんな全てが欺瞞に満ちている中でも、涙だけはきれいだなぁとかね。
でもきれいだと思っても一瞬で消えてしまうし、それを追い続けようともしない自分。

まぁなんだ、書きたいものはあったけど私の技量とこの長さでは無理でした、と^^

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