運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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これ、なんだ?

いつ思いついてこんなもの書いたんだろう。
アレユリなんだろうけど本の短い文章の切れ端です。
アレクセイ視点に飽きてすぐ書くのやめたんだろうなぁ…。


 
 重ねた唇は強情さを示すようにきつく結ばれている。無理やり唇を割って開かせれば、躊躇なく唇を噛み切るように食いついてきた。
「――っ」
 無言のまま、犬に躾をするように左頬を手の甲で殴りつけ、倒れそうになった体を掴んで起こし、もう片方の頬も返す拳で殴りつける。
 手を離せば、細い体はその場に崩れるように倒れ込んだ。
 噛まれて血の滲んだ唇を指で拭い、倒れた細い体を踏みつけた。
「ぐっ、ぁ……」
 黒髪が乱れて、深い色合いの瞳が大きく見開かれた。痛みに揺れる眼差しは、それでも意志の強さを消そうとせず、アレクセイの中の隠す気のない嗜虐心にこれでもかというほどの油を注いでくれる。
 悲鳴すら飲み込もうとする細い喉、鎖に繋がれても尚足掻こうとする白い指、石畳に爪を立てて必死に体を起こそうとする頑なさ。折れることを自分に許さないその高潔さは、ただへし折られるために存在しているのだということを教え込んでやりたくなるものだ。
「私に一から躾けられたいのかね、ローウェル君」
「誰、が――――くぁぁ!」
「ふむ、困ったものだ。乱暴にされるのがそれほど好きだとは、私も心が痛むよ」
 具足をつけたままの踵で脇腹の傷を蹴り上げる。
 くの字に折れ曲がってそのまま壁に背をぶつけて咳き込む体をもう一度蹴りつけ、投げ出されている手首を捻るように踏みつけた。

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