運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | TOP↑

≫ EDIT

物忘れが激しい

通販のお申し込み時に温かいメッセージありがとうございます。
個別には返信できておりませんがとてもありがたく読ませて頂いています。

以下は途中で書こうとした内容を忘れたブツ。
何書くつもりだったんだろ…。


 
 
「ねぇ、青年?。チョコはぁ??」
「……はぁ? あんた甘いもの嫌いだろ」
 開口一番に言われたセリフに、まだまともに働かない頭を無理やり動かしつつ顔をしかめて答える。
 圧し掛かるようにして覗き込んでくる顔がにへらと笑っていて、起き抜けの拳を叩きこんでやりたい衝動に駆られた。が、全身のだるさがいつも以上に酷くて、ゆるく握り込んだ拳をシーツから出すことはなかった。
 邪魔だと押しのけようとするものの、ねぇねぇと、こんな時だけは妙に可愛い声を出してすり寄ってくる髭がちくちくと痛い。小動物のような言動だが、腹の立つことにユーリよりも筋肉の付きのいいこのおっさんの体は、なかなかに重いのだ。
 膝で腹の辺りを押し返しながら、顔を背けるように寝返りを打った。
「せーいねーんー」
「煩い。もう少し寝かせろ。万年発情期オヤジ」
「発じょ…って酷い! おっさん少しでもユーリに気持ち良くなってもらおうと思ってがんば――うげっ」
「……アンタはいつも一言多いんだよ」
 先ほどはいったん諦めてやった拳だったが、渾身の力を込めて顔面に叩きこんでやる。
 反動で下半身に生温かい嫌な感触が広がったが、この際どうでもいい。ついでにドストライクに拳を食らったおっさんが鼻血を吹きだしながら後ろに倒れたが、それはもっとどうでもよかった。
「鼻血シーツに垂らすなよ。後で洗うの大変だからな」
「……せいへん、ひど、い……」
「自業自得だ」
 呻くおっさんの体をベッドから足で蹴り落として、シーツを頭からかぶる。
「せいね?ん」
「今日は寝る」
「そんなこと言わないでお出かけしましょうよ?。美味しいチョコパフェ奢るからおっさんとデートしてよー」
「チョコパフェは食ってやるがデートはしねぇ」
「意地悪言わないでさ?」
 情けない声にシーツから顔を出せば、情けない顔をしたいい年のおっさんがじっとユーリを見つめていた。ちなみに片手で鼻血が垂れ落ちないように必死に抑えている。
「パフェだけじゃなくてクレープもシュークリームもロールケーキも付けるからデートしましょーよー。おっさんにチョコちょーだいよー」
「……甘いの嫌なくせに何で欲しがるんだよ、チョコ」
「好きじゃないけど青年の手作りだったら欲しいもん!他の人に取られたくないもん!おっさん喜んで毎日抱きしめて寝ちゃうんだから!」
「手作り前提かよ。――ってか抱きしめて寝るな、溶けるだろ」
 ついでに「もん」なんて可愛らしい語尾も禁止なと投げつけて、絡みついてくる少し冷たい手を握り返した。

| ヴェスペリア | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。