運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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目覚めて、そして

また眠る。
そんな生活がしたいです、安○先生。

ってな訳でリハビリ中のブツ。
朝にイチャイチャしてるだけのレイユリ。
クオリティには期待しないでどうぞ。


 
 気配を感じてまどろみから意識を引き摺り出すようにして瞼を押し上げ、視界に入ったもの見なかったことにして再び瞼を下ろした。
 ああ、朝から余計なものを見てしまった。
「ちょ! 青年!」
「……」
「無視しないでよ!」
「……うるせぇ。唾飛ばすな」
 すぐ前にあるであろう顔に向って握り拳を繰り出せば、ガツンと小気味良い音と衝撃が伝わってきた。どうやら狙い通り眉間にクリーンヒットしたらしい。
 鼻を狙わなかっただけありがたいと思って欲しいものだ。へし折ってしまっても構いはしないと思っての拳だったとしても。
「――ったく、朝から変なもん見せるな」
「酷いっ。変なものって酷いっ」
 しぶしぶ目を開ければ、真っ赤になった眉間を抑えながらユーリを覗き込んでくるレイヴンと目が合った。
 柔らかな若葉色の瞳は朝に相応しいかもしれなかったが、いかんせんそれがどう見てもおっさんなむさ苦しい顔についているのだから、せっかくの色合いも台無しというものだ。
「ううっ、朝の目覚めを素敵に彩ってあげようと……」
「悪ぃな。見解の相違だ。おっさんのドアップなんざ見たくもねぇよ。目覚めのワリィ」
 先に目覚めて人の寝顔を見ていたことまでは許すとして、気配を消したまま鼻が触れそうな距離で人の顔を覗き込んでいるなどと趣味が悪いことこの上ない。問答無用で殴られても文句は言えないはずだ、とユーリ自分の中で結論付けて、よし、と頷く。
 手加減なしで殴ったことで、どうやら頭がすっきりしてきた。
「よし! じゃないわ!」
「……あー、もう、いいから退けよ」
 いつまでも野郎に顔を覗きこまれている趣味はない。
 押しのけようと腕を上げたが、僅かに早くレイヴンの掌が手首を掴んで、持ち上げかけた手をシーツへと戻した。
 甲に感じるシーツの感触は心地良く、まだ温かい。せっかく目覚めた頭が、包み込んでくる温かさにすぐに夢の世界へ後戻りを始めようとするほどに、この時期の温もりは危険だった。
「離せよ」
「んー、もうちょっと。こうしてましょーよ」
「はぁ?」
 ここでその意見に賛同したら結局だらだらと昼過ぎまでベッドの中で過ごして、だるい体を引きずりながら昼食を食べて、目覚め切らない頭が訴えるままに昼寝に突入して、気づけば周りが暗くなってますという、もったいないことこの上ない一日になってしまう。
「おっさんもうちょっと青年に触ってたい」
 手が駄目なら足で鳩尾あたりでも蹴りつけてやろうかと考えていれば、手首の拘束はあっさり解かれて、かわりに挟み込むように頬に触れてきた。肌と肌がくすぐったく触れ合う程度の、そっと柔らかい手つきで。
 そして乱れているであろうユーリの髪を左右に梳る。 
「……おっさんは触れていたいってぇより、入れていたいじゃねぇの?」
「ええっ?! おっさんのイメージってそんなのなの?!」
「年寄りのくせに三回も中出ししてりゃぁ、そう思われても仕方ねぇだろ」
「中だ……。せ、青年。もうちょいでいいから言葉選びましょうーね」
「選んで何が変わんだよ」
 もう落ち着いてもいい年のくせに性欲は有り余っていて、そのくせ口に出せば子どものように純情な反応を返す。まったくおっさんのくせに、一々予想を裏切ってくれるものだ。
 頬に感じるレイヴンの掌が熱くなったのを確認して、その上に手を添える。
 ぴくりと何かを期待するように震えたレイヴンに、にやりと笑って見せた。
 鳩尾を蹴り飛ばすのは取りやめだ。
「なぁ、おっさん」
「な、に……?」
「こうしてるのは却下だが、それ以上ならいいぜ?」
 来いよ。
 そう投げかけた言葉は、すぐに唇の中に吸い込まれていった。


うん、これがヤマもオチもないってやつだね!(いい笑顔)

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