運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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失敗ー

オフ用にR18なヴェスペリアばかり書いていたので、
ここは初心にかえってピュアなレイユリに戻ろう。
と、思ったら全く違う方向に流れました、ごめんなさい。
ちょっと頭回らない。

ナイユリは今こねくり回し中。
好き過ぎて書いてると苦しくなる。
遺跡で「ユーリ」って名前呼ぶとこ思いだしただけで泣けてくる。
サントラのせいだ。バカ。好きだ。音楽良すぎるんだよ。


 
 夏よりも冬の方が綺麗に星が見えるらしい。
 冷たい空気はピンと緊張したように揺れが少なく、暑さで乱れる夏の空気とは違い、星の光を真っすぐと伝えてくるのだと。全てを貫く白銀の刃のように、星の瞬きを地上へと降り注がせるのだと。
 そんな事を言ったのは思い出の中の人だけれども、その言葉で浮かんでくるのはその人の姿ではなく、一人の青年の姿だ。星ではなく、星を浮かべる夜空のような漆黒に包まれた彼の、揺るがない背を見つめながら焦がれるようにそう思う。
 厳しい選択肢を自分に課す彼だからこそ、常に美しく存在しているのだと。
「――おっさん、頭でも打ったのか?」
「酷いっ。青年にはおっさんの詩的美的センスが伝わらないのっ」
「嘘臭くて胡散臭いセンス、の間違いだろ」
 両手を軽く広げて、呆れたように肩を竦めて見せた。
 本人はこれ以上はないというほど美的な造形をしているくせに、ユーリにはおよそそういったことに対する関心も執着も皆無に近い。服装など動きやすければいいというスタンスだし、髪を伸ばしているのも切るのが面倒なだけという理由だ。
「それとも女口説く時の常套句ってか?」
 首を右へ四十五度傾けて、紫紺の瞳をすっと細めて見せる様は、本人は意図していないのであろうけれども、堕落を誘う悪魔の微笑みのように魅惑的であった。この表情に、眼差しに、ゆるく弓型に引かれる唇に、何度時を止められた心地を味わったことだろうか。
 流れる時間が、空気が、ユーリの周りだけ徐々に静止していくかのような気がする。瞬き一つ、呼吸に動く胸の上下一つ、言葉を紡ぐ唇の動き一つ、風に流される髪の動き一つ、所在なげに動く指先一つが、絵画のような存在感で心に刻み込まれていくのだ。
 時よ止まれ、世界は美しい。それが誰の言葉かは忘れたが、その時の打ち震えたであろう心は痛いほど良くわかる気がした。
「……今は口説いてないわよ」
 もっとも、本気で口説いたことなど一度もないのだが。
「もう年だってか?」
「そうね。そうかも、ね。遊んでる時間はないだろうなって、そう思うからね」
「?」
 一歩近づいて視線を合わせる。
 手を伸ばせば触れることのできる距離。けれど動かなければ触れ合うことのない距離。常にユーリとレイヴンの間に存在する、近くてけれど遠い、絶対の隙間。
「欲しいものができたからね。並大抵の努力じゃ、手に入らないものが」
「なんだよ、それ」
「およ? おっさんのことの興味ある?」
 いつもの冗談口調で、からかうようにそう投げかける。
 だが予想していた否定の言葉も、口より先に繰り出してくることの多い拳も、何故かやってくることはなかった。
「――あるぜ」
 レイヴンの視線のすぐ先、満点の星空を背後に立ったユーリは、そこだけぽっかりと開いた闇を体現しながら、白い肌に映える薄桃色の唇をくっと持ち上げて見せた。先ほど見せた無意識のものとは違い、ユーリ自身が意図してレイヴンに見せつけてくる笑み。
 見せつけられる美しさに、遅れて先ほどのユーリの低く呟かれた言葉が脳に意味として届いた。
 今、何と言ったのか。
「おっさんのこと、興味あるぜ」
「青年……」
 風になびいていたユーリの髪が、レイヴンをからかうように肌をなでた。
 ユーリが一歩レイヴンの方へと近づいたからだ。
「――って言ってたら、面白いものが見れるわよって」
「……へ?」
「ジュディがさ、そう言ったんだよ。で? 面白いものって、何だ?」
 視線のすぐ先で、触れそうなほど近くで、面白そうに瞳を丸くさせて覗き込んでくるユーリの表情を見つめながら、
「な、何かしら、ね」
 今にも止まりそうな心臓を手で押さえながら、かろうじてそう返した。


もう、色々と迷走し過ぎて何が書きたかったのか分からなくなった。
おっさんはピュア。そして視姦ぐせあり。

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