運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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ユリユリ5

ヴェスペリアのCMエンドレス再生、余裕です。
術式の上に立って剣を振るうユーリが美し過ぎ。
あれ、合体秘奥義と持ってる剣違うから第二秘奥義だよね?
ユーリにも単独第二秘奥義あるよね?

あ、ドラマCDが全6巻に変更、5巻発売が11月に延期ですね。
ってか、おっさん……酷いな。
一応御新規さんに配慮でもしたのかなー。今更。
取りあえず4巻のバクティオンとイエガーのシーンをリピート。
も、萌える。レイユリ、パネェよ。


といいつつ、妄想止まらんユリユリ。
私だけが楽しいVS仕様の捏造。
やらなきゃいけないことオール後回しにしてしまう。

これはユリユリ本を真剣に…いやいやいや。
それこそ誰得だからなぁ。


 
 眼を開けると、見慣れない天井。
 木目調の天井は所々に雨染みの跡があり、粗末な感じだ。だが古さとボロさを隠せない状態のくせに、不潔さや息苦しさといったものとは無縁だった。雨の湿気が壁越しにも伝わってくるのに、何故か黴臭さやすえた感じの臭いは漂ってこない。
 音をたてないようにゆっくりと身体を起こすと、隣のベッドで眠る黒い影を見下ろした。狭い部屋にベッドを二つ詰め込んでいるものだから、その姿はすぐ近くにあって、少し手を伸ばせばベッドから降りずとも手が届きそうなほどだ。
 夜の闇を切り取ったよりも黒い漆黒の艶やかな髪。乱れ流れる黒髪の下には、古くなったシーツよりも鮮やかに白い、陶磁器のように滑らかな白い肌。閉じられたままの瞼の上では、長い睫毛が上向きにカールしていて、寝息を吐き出す唇は薄桃色で軽く閉じられていた。
 自分の元になった人間。鏡に映したような姿。けれど自分ではない存在。
 鏡を見ても感じたことのない、同じ顔の別の人形を見ても抱いたことのない、奇妙で艶めかしい感情が胸の中で渦巻いていた。
 最初の邂逅時、路地裏で剣を突き付けた時の、嗜虐的な気持ちが増大してくる。
 白い手首に痣が残るほど力を込めて掴み、しなやかな肢を踏み付けて、なだらかな曲線を描く腰を押さえつけて、その身体を組み敷けば、彼はどんな反応を見せるのだろうか。宵闇よりも艶やかで深い紫の瞳にどのような感情を宿し、形の良い唇からはどのような声が漏れ、透き通った白い肌にはどのような熱を浮かばせるのか。
 今この場で。髪を掴み床に引きずり出して。
 力づくで抑えつけて。
 唇を重ねて、拒絶の言葉を聞きながら、無理やりに肢を開かせて。
 苦痛の呻き声を吐き出させ、閉じた窪みを裂くように熱を突き刺して。
 血が潤滑油になるほど強引に打ち付けて。
 いいようにされているような性格ではないだろうから、抵抗するようなら大人しくなるまで何度でも殴り倒して。
 ぐったりとした体を抱きながらそれでも嬲り続ければ、どういった顔を見せるのだろうか。
 嫌悪に塗れながら、それでも身体だけは快楽を追いかける状況を突き付けられたら、いったいどのような反応を返してくるのだろうか。どういった種類の視線を向けてくるのだろうか。
 あの感覚を、あの研究所で何度も味あわされた感覚を、彼に、ユーリに味あわせたら。
 幾度も幾度もこの身に刻まれた、人形に貫かれる感覚を彼に味あわせたら。
 それでもまだその唇は、自分の名を呼ぶのだろうか。
 身も感情も汚泥に塗れたような自分を、シロ、と。
 ――それでも、呼べるのだろうか?
「ぅん……」
 ベッドから降りて覗き込むように近づけば、床がギシリと音をたてた。音に反応したユーリは寝返りを打ち、意識の九割以上を夢の中に置いたまま、薄目を開けてシロを視界にとらえる。
「シ、ロ――?」
 寝ぼけて擦れた声で名を呼ぶ唇。
 この喉を苦痛で引きつらせて、この眼差しを嫌悪と涙で歪ませて、しなやかな身体を捩らせて、許しを懇願するほどに追い詰めていったならば、どうだろうか。この、侵し難い野生の獣のような彼を、踏み躙ったならば。
 それでも彼は人形にはならず『ユーリ』でい続けられるのだろうか。
「も、朝か?」
「……見てわかるだろ。まだ夜中だ」
「そっ、か」
 だが不穏な感情を抱いたまま見下ろしているにも関らず、ユーリはそう呟くと瞼を下ろした。この暗く濁った眼差しに気づいていないはずはないのに、まだ出会ったばかりの自分に対して、どこか安心したような気配を見せる。
 白い喉元を、無防備に晒して見せる。
「ワリィ。マジ、眠くてたまんねぇ。用事も文句も、明日にしてくれ」
「……たかが迷い犬を、二日も寝ずに捜すからだ」
「うっせ。お前、も捜してた、だろーが」
「一緒にするな。付き合ってやってただけだ」
「あー、悪かったな。付き合わせて」
 少しも悪いと思っていない声が応じて、ごろりと壁の方へと寝返りを打つ。
 年上の説教から逃げようとする子供みたいな反応だ。
 剣を交えるにしろ拳を交えるにしろ、自分の方がユーリよりも強い。その上この男は、理解し難いことだが、自分に対して剣を向けるのを躊躇う。本気で戦えば最初の時と同様、自分が勝つことなどわかっていた。
 今も生殺与奪の全権は自分にあるようなものなのだ。
 枕元の剣を手に取り濃口を切ると、カチャッと乾いた音が鳴った。その音はユーリにも聞こえているはずなのに、壁に向かいシーツを抱え込むようにして背中を丸めたままで、目を開けようとはしない。
 剣を振り下ろしても防ぐ自信があるのか、振り下ろされることがないと信じているのか、それとも――そんなことを考えもしていないのか。
「シロ、お前も早く寝ろよ」
 返ってくるのはそんな呑気な言葉だけだった。
 こんなにも今、引き裂き汚したいと考えているのに。汚れ崩れ壊れ地に這いつくばり、意思も矜持もなくした姿を見たいと思っているのに。そのことを、気づいていないはずなどないのに。
 舌打ちを辛うじて押し留めて、そのままベッドへと戻った。


白ユリたんがユーリっぽくなくなってきている気がするが、うん、気にしない。
通常ユーリの包容力兄貴っぷりはパネェと思うんだ。
ちなみにシロたんが実行に移してないのはさすがにブログだからですww

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