運命の果てまで

テイルズ(V/G/A/S-R/D)・FF・Dグレなど、ゲームやマンガに好き勝手萌える腐ログ

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祝一周年!とSS

箱版ヴェスペリア発売から一年経ちましたねー。
開始当初はラタと同時プレイだったよなーとか思った。
まだプレイしてて、その上移植をwktk待ちとか想像してなかったよ。

折りたたんで、足SSの続き。
もっとやれと言われたので調子に乗ってやってみた。
けど先に謝っておきます。
ごめん、やり過ぎた。
もはやレイ/ユリの範疇に入れちゃダメだと思う。

ってか一周年に何書いてんだよ、私…。


 
 上唇に当たる爪の硬さと艶やかさ。
 下唇を擦る足裏のざらつき。
 そっと喰んだだけで伝わってくる足指の感触を、瞼を下ろして視界を遮断し、鮮明に自分の中に取り込むように貪った。一日中移動を続けていた足は、汗ばんだ指や髪とはまた違う癖のある味わいがして、もっと欲しいと急かす感情が溢れだしてくる。
 白く綺麗な足。
 けれどたおやかな女性のものではなく、生きていることを刻みつけるような戦う者の力強さを宿している足。
 レイヴンの手の中で、されるがままに任されている、ユーリの足。
 喰んだ足指に舌を這わす。爪と指の隙間をなぞるように舌を横に往復させる。舌に感じる硬さと柔らかさと温もりと、そして汗っぽさが心地良い。
 逸る気持ちを必死に抑え込みながら、丹念に丹念に咥え込んだ親指を舐め濡らす。今までこの肌に触れてきた全ての痕跡を消し去るように、このまま唾液が肌から身体の奥へと染み込んでいくことを祈るように、執拗に爪から指裏や横、小さな関節や付け根まで、溶かすように舐めていった。
 心地良くて、このまま自分の中に取り込んでしまいたいとさえ思う。
 と、ピクリと指が動き、爪がレイヴンの歯を叩いた。
 舐める舌を休ませずに視線を上げれば、宵闇を写し取った眼差しが、不愉快気にレイヴンを見下ろした。
「その程度のこともまともにできねーのか? もっと丁寧にしろよ、おっさん。――歯、当てるな」
 そんなことは許可してねーよと、冷たく言い放つ。
「それにな、自分のものにしたいなんて思うな」
 声にも視線にも容赦や許容は一切含まれていない。絶対的な命令としての言葉。それだけだ。
 思わず、足を支えていた手に力がこもった。この傲慢で我儘で気分屋の青年は、機嫌が良ければそれなりに自由を許してくれるが、僅かでも損ねれば触れることは愚か姿を見ることさえ許してくれはしない。
 まだ、親指しか舐めていない、のに。
「不満そうだな」
 足が振られて、手の中から逃げられる。
 追いかけるように彷徨った指を、ユーリは喉を鳴らして哂った。
「今、逃げられたって思っただろ、おっさん」
「青年――」
「勘違いするなよ。俺が良いって言ったら良いし、ダメだって言ったらダメなんだよ。逃げるも何も、おっさんの自由になるもんじゃねえんだよ。決めるのは――俺だ」
 顔の前に足が差し出される。
 白く長い足。整った指先。
 黒い服に覆われた足は、踝から先だけが何も覆われていない白い肌を晒している。鼻先を掠めるように左右に揺らされる爪先は、嘲笑うように挑発するように扇情するように、艶めかしく淫靡な美しさだった。
 指はたっぷりと唾液に濡れていて、粗末な宿の照明を鈍く反射させている。
「足、欲しいか?」
 こくりと頷く。
 嬲るようにレイヴンを貫く眼差しが、声を出すことを許してはいなかった。
 濡れたままの親指がレイヴンの唇へと押し当てられる。下唇を押さえつけながら、端から弄ぶように沿わされていった。途中で唇を無造作に割り、閉じたままの前歯に指裏が押し当てられる。
 呼吸分も動かないまま、されるがままにじっとユーリの姿を見上げた。
 レイヴンの唇を弄ぶ親指。目の前に晒されているなだらかな甲。白い踝。その先を覆っている黒い衣服。上着の下から覗き見える、ぴったりと覆われている太腿。露出の少ない服は、けれど身体のラインを際立たせていて美しい。
 高い位置からレイヴンを見下ろす瞳の嘲笑は、突き刺さるような淫猥さを含んでいた。
 身体の奥を掴み上げられるような熱が疼いてくる。
「いいぜ」
 満足げに微笑むユーリに、誰が逆らえるというのか。
 両手を床について、舌だけで唇の上の指を舐めながら口内に誘い入れる。歯がユーリの肌に当たらないように慎重に唇で咥えた。親指と、人差し指を同時に喰み、周りを上を裏を間を何度も何度も舐めて、細かく舌を揺らして肌の隙間までも埋め尽くすように唾液を含ませ、強く息を吸い込んで吸い上げる。
 手とはまた違うユーリの味が広がる。誰も味わったことのない味。
 ちゅぱちゅぱと水音を鳴らして絞るように吸った。もちろん歯を当てるような無作法はしない。許されている範囲でユーリを、ユーリの足を、取り込むように味わった。親指と人差し指、人差し指と中指、二本ずつ取り込みながら、丁寧に肌の滑らかさと硬くなった指裏のざらつきを堪能する。
 誰にも触れさせたことのないはずの足を、口で穢している。
 震え生まれてくる熱を抑えようはなく、中心を貫くように増大してきた。
「飲み込むなよ」
 唾液に塗れていく自身の足を楽しそうに見下ろしながら、ユーリは足を口の奥の方へと押し込んでくる。口を大きくあけて親指の付け根までを咥え込むと、溜まっていた唾液が広げた口の端から糸を引きながら滴り落ちた。
 ユーリの肌を濡らした唾液が、鈍く光を反射させる様がまた艶めかしく、際限のない欲望を掻き立てる。誰にも触れさせたくないという想いと、穢されて地に這った姿を見てみたいという背徳的な欲求とが、絡み合い膨張し神経を焼き切らんばかりに弾ける。
 指が、動く。レイヴンの口の中で。
 舐める舌を、踏みつけるように押さえる。
 溢れてくる唾液がユーリの足を濡らして伝い、しとどに床を濡らす。
 この傲慢で人を人とすら見ていない眼差しとその言動。それこそがレイヴンを捕らえている鎖そのものだった。無防備に姿を晒しながら、そのくせ何も許さぬその不遜な言動。それこそが美しさの根源で、それこそが欲情の結晶だ。
 呼吸一つ、視線一つが、極限までに性的に美しい。
 唾液が泡立ち、溢れ、零れ、足も床もびちゃびちゃに濡らしていく中でさえも、穢されるごとに際立っていく存在の艶美さは、誰にも否定しようのないものだ。
 ゆっくりと足が引き抜かれた。
 今度は追い縋るようなことはせずに、閉じた唇の隙間を指が通過していくのをじっと待つ。
 唇が引き摺られるように足にまとわりつきながら、ユーリの肌の感触を克明に伝えてくる。硬い部分、関節の膨らみ、爪の滑らかな触り、そして薄くなっていく指先が、つぷんと音を立てるように唾液と共に外に引き出された。
 物欲しそうに糸を引いた唾液が、細くなって弾ける。
 圧迫感と共に温もりもなくなり、口の中に溜まったままの唾液を舌先でぴちゃりと舐め、愛しい残滓を探すように掻きまわした。
 まだ、飲み込みはしない。
「我慢、できるじゃねーか」
 もういいぜ、と揶揄するよう囁かれ、レイヴンは口の中の唾液を呑み込んだ。
 体温で生温さの増した唾液は喉の奥に絡みつくようで、けれど濃度の濃い甘みを含んだ水あめのようでもあって、痺れが全身へゆっくりと伝播していく。支配され蔑まれている恍惚感に、それだけで達しそうなほどだった。
 ユーリは膝を高く上げ、足を開いてぶらりと足先を揺らす。横に足を開くような格好で、股間部分へと視線を誘うような姿勢に、思わず喉の奥が鳴った。
 衣服から伸びている足先だけが、黒に包まれた下肢の中で白さを放っていて、美しさを際立たせている。客を弄ぶ高級娼婦の手招きのように逆らい難い艶めかしさと淫靡さで、レイヴンの神経を切り裂きながら侵入してくる、欲望そのままの姿。
 白い足。白い足。白い足。
 誰も食べたことのない、その果実。
 先ほどまでレイヴンが口に含んでいた、その爪先。
 何よりも美しく、何よりも卑猥な、欲望の具現化。
「なあ、おっさん」
「――何?」
「こうやって足、上げてるの疲れるんだけど?」
 どうしろ、と言わずに要求する眼差しに、レイヴンは掌を上にして手を差し出した。
 満足げに微笑んだユーリは掌の上に足を乗せた。――いや、掌を床と同じように強く踏みしめた。
 そして高揚に膝を突き手を突いているレイヴンの前にしゃがみ込んで、視線の高さを合わせてくる。常に僅か上にあるはずの宵が、同じ高さの視線の中に侵入してきて、視界そのものを紫紺色に染めるかのようにじっと見つめてきた。
 呼吸が上ずり、息を吐き出すことが出来なくなる。
 瞬きすら出来なくなり、その姿にただ吸い寄せられる。
 揺れる空気に、魔導器が役目を放棄しそうになる。
 こんなにすぐ傍、同じ高さの目線の中に、ユーリの姿がある。
「なあ、言えよ」
「青年……」
「強欲なおっさんの欲しいものを、ちゃんと口に出して言ってみろよ」
「そ、れは――」
「おっさんの、恥ずかしい欲望を俺に聞かせろよ」
 そうすれば叶うかもしれないぜ?
 ただ嘲笑うために空気を震わせる唇が、誘惑するように呟いた。
 薄く閉じられた唇。隙間から零れる僅かな呼吸。静かに空気に混ざるユーリの香。
 掌の中のユーリの足を握り締めたい欲求に駆られながらも、行動には僅かにも移さずに、ただただレイヴンの姿を映している瞳を食い入るように覗き込んでいた。紫紺色に染まる自分の姿を。
 そして同じようにレイヴンの瞳の中で、翡翠色に染まっているであろうユーリの姿を想像し、小さく愉悦の笑みを浮かべた。


死ねばいいのに <私が
実は後半、足/こ/きだったのだが、R18に突入しそうだったので自粛。
変態でも良い、妄想豊かに育ってくれれば(?)。

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